今年、第1回目となる「ミュージック・ジャケット大賞2011」が発表され、andropの3rdアルバム『door』(WPCL-10892)が準大賞を受賞した。今年2月に発売された『door』は、8曲収録で、そのジャケットは、8曲分の白い紙の扉で構成されている。「聴くヒトそれぞれの思い思いの色で染めて、新たな心の扉を開け放って欲しい」というandropからのメッセージが込められたもの。
andropは、毎作品、その楽曲の世界観を投影したパッケージデザインで、魅せている。
2ndアルバム『note』は、文字通りノートの形をしたジャケット。ノートを閉じる糸の端を、購入者が最後に結ぶことでノートが完成するという遊び心も。一方、最新アルバム『relight』は、「人々の心に希望の光を灯す」というアルバム・テーマに基づき、ジャケットには感温インクが施されており、手で触れることで、黒いパッケージに光をイメージした線が浮かび上がってくるという仕掛けに。
是非、この機会に、実際にパッケージを手に取って、andropの音楽に触れてみよう。
<androp受賞コメント>
このたびは、大変素晴らしい賞を受賞させて頂きありがとうございます。
この作品「door」のパッケージは、収録されている8曲分の8枚の白い扉で構成されています。
聴くヒトそれぞれの思い思いの色で染めて、新たな心の扉を開け放って欲しいというメッセージが込められています。僕らにとってCDを聴く上でのパッケージは、ライブで言うところの照明や映像など、主役を補完する、言い換えればより曲のイメージを具体化する意味で欠かせない大切な要素です。
これからもandropの世界観を表現し続け、そのパッケージを手に取ることで聴くヒトがより音楽を身近に、自由に楽しんでもらえることを切に願っています。
androp
<ミュージック・ジャケット大賞>
第一回目となる「ミュージック・ジャケット大賞 2011」は、2010年4月1日から2011年3月31日の間に日本レコード協会会員社より発売された国内制作の音楽CD作品(洋楽を含む)を対象に、一次審査では、当協会正会員13社のデザイン業務に関わる担当者が、エントリーされた235作品の中から、自社タイトル以外で秀逸と思われるタイトルを審査し、大賞候補50作品および特別賞候補の限定盤15作品を選出。続く二次審査は、9月20日より10月31日まで特設サイト(http://mja.jpn.com)において、大賞候補50作品を一般ユーザーによるWEB投票で受け付けると共に、大阪(9月23日〜27日 会場:HEP HALL)と東京(10月12日〜16日 会場:新宿?島屋)で開催された「Music Jacket Gallery 2011」では、同候補作品ならびに特別賞候補の限定盤15作品の会場投票が行われ、各投票結果によって、受賞作品が決定した。
大賞:桑田佳祐『MUSICMAN』
準大賞:androp『door』
準大賞:鈴村健一『CHRONICLE to the future』
特別賞:ザ・ローリング・ストーンズ『FROM THE 70’S TO 00’S コレクターズ・ボックス VOL.1』
ワンマンライブツアー”relight”
2012.02.26(日)@Zepp Nagoya
2012.03.10(土)@Zepp Sendai
2012.03.18(日)@Zepp Osaka
2012.03.20(火・祝)@Zepp Fukuoka
2012.03.24(土)@Zepp Sapporo
2012.03.31(土)@Zepp Tokyo
<andropディスコグラフィー>
1stアルバム『anew』(2009.12.16 release. VRES-0001 1,800)
2ndアルバム『note』(2010.04.21release. VRES-0002 1,500)
3rdアルバム『door』(2011.02.16release. WPCL-10892 2,300)
1st フルアルバム『relight』(2011.09.21release. WPCL-10990 3,000)