ピアソラ生誕90周年に放つ、若手実力派バンドネオン奏者、三浦一馬 ALLピアソラ楽曲による2ndアルバム完成！

ピアソラ・ブーム以降その存在がメジャー化したバンドネオン。日本人奏者は小松亮太氏が先行するも未だ数少なく、その中でも若手でいち早くメジャーデビュー(18歳時)を果たした唯一の存在である三浦一馬の待望の2ndアルバム『ブエノスアイレスの四季』が11月16日に発売となった。

2011年はピアソラ生誕90周年のピアソラ・イヤー。本作のメインは、四部構成から成る「ブエノスアイレスの四季」の全曲を収録。そのうち「夏」や「冬」はピアソラ作品の中でも特に有名だが（フィギュア・スケート高橋大輔選手も2010年のフリー演技で使用）、「四季」全てが揃った録音は希少である。

タイトル曲をはじめ、「デカリシモ」、「リベルタンゴ」は、ピアソラが1960年に考案したキンテート（※バンドネオン・ヴァイオリン・ギター（エレキギター）・ピアノ・コントラバスの五重奏）編成で録音。今作に収録されている「天使のミロンガ」、「乾杯」、「リベルタンゴ」の3曲は、三浦一馬が史上最年少で日本人初の準優勝を果たした2008年「国際ピアソラ・コンクール」で演奏した所縁の楽曲となっている。

メディアへの露出も多々決定しており、キンテート編成で演奏した「題名のない音楽会：『彼らの時代がやってくる！〜2012年ブレイク必至のアーティスト』」が、今週11月20日（日）にオンエアとなる。
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/contents/NextProgram/cur/

そして、国内外を問わず幅広いジャンルの楽曲を生み出し続けるヒット・メーカー、作曲家・ピアニストの松本俊明が作詞・作曲・原案を手がけたNHKみんなのうた「エレファン」では、三浦一馬がバンドネオン演奏を担当（うた：手嶌葵）。2011年10〜11月の2ヶ月間、NHK総合テレビ・Ｅテレほかで連日放送中。

また、12月にはNHK BSプレミアムにて放送予定の「世界一の喜劇女優ルシル・ボール　生誕100周年（仮題）」で、新譜『ブエノスアイレスの四季』のナンバーが番組の挿入曲として放送されるなど、各方面から注目を集めている。

アストル・ピアソラ没後20年にあたる2012年には、紀尾井ホールにて、「KAZUMA MIURA Piazzolla Live 2012 バンドネオン・ソリスト」という自身初のオール・ピアソラ・プログラムによるコンサートも決定！今年・来年と更なる飛躍が期待される三浦一馬から目が離せない。

【リリース情報】