マイケル・ブーブレのニュー・アルバム『クリスマス』がついに11月9日に日本発売となる。『クリスマス』は、世界中で700万枚以上を売上げ、アメリカ、UK、オーストラリアそしてカナダでマルチ・プラチナに認定された前作『クレイジー・ラヴ』に続くアルバムで、プロデュースを手掛けた3人のうちの一人、デイヴィッド・フォスターは先日の来日中も、関係者に対して、このアルバムを大絶賛し「マイケルはオープニングの楽曲のイントロをディズニーっぽくして欲しいと言ってきてね。ディズニー風の壮大なイントロの後、一瞬間があって、ハープが盛り上がってきたところにあの声、あのヴェルベット・ヴォイスが入ってくる。彼の腕に包まれるような感じなんだ。只々、素晴らしいね」
また、マイケルは「クリスマスはいつだって僕と家族にとって、一年で一番好きな時期でした。”究極”のクリスマス・アルバムを作るのが、僕の長年の夢でした。たとえ制作中、ロサンゼルスの気温が35℃あったとしても、クリスマスの雰囲気は完璧に出せたと思います。当たり前のように僕たちは7月半ばだったにもかかわらず、スタジオにクリスマス・ライトを飾ったけど、雰囲気作りに大きく役立ちました。それからもう一つ。僕の母親は、この作品は僕が今まで作った中で最高のアルバムだと言ってくれましたよ」と語っている。
日本より、一足先に全世界でリリースとなった『クリスマス』は今年最大の話題のロック・アルバムであるコールドプレイの『マイロ・ザイロト』と同じ発売日であったにもかかわらず、全世界で強力なセールスを記録中。アメリカでは1位コールドプレイ、2位ケリー・クラークソンに続き、3位。イギリスでも1位コールドプレイ、2位ノエル・ギャラガーに続き、3位を記録しています。
<ニュー・アルバム『クリスマス』とは?>
デイヴィッド・フォスター、ボブ・ロック、そしてウンベルト・ガティカによってプロデュースされた『クリスマス』のレコーディングは、主にハリウッドのキャピトル・レコーディング・スタジオ、そしてカナダ、ヴァンクーヴァーのザ・ウェアハウス・スタジオで行われました。このアルバムで、「ホワイト・クリスマス」ではシャナイア・トゥエイン、そして「ジングル・ベル」ではザ・プッピーニ・シスターズとの素晴らしい共演も聴けます。マイケル・ブーブレは今作で、「きよしこの夜」「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」、「イッツ・ビギニング・トゥ・ルック・ア・ロット・ライク・クリスマス」、そして「サンタが街にやってくる」などのお馴染みの名曲を自分らしくアレンジしたヴァージョンも収録しています。さらにマイケル・ブーブレのオリジナル・クリスマス・ソング「コールド・ディセンバー・ナイト」も『クリスマス』に収録されています。
<ニュー・アルバム情報>
マイケル・ブーブレ
MICHAEL BUBLE
『クリスマス』
『CHRISTMAS』
WPCR−14279
2,580(税込)
収録曲は以下の通り。
<< 邦表記 >>
1 イッツ・ビギニング・トゥ・ルック・ア・ロット・ライク・クリスマス 03:26
2 サンタが街にやってくる 02:51
3 ジングル・ベル フィーチャリング・ザ・プッピーニ・シスターズ 02:39
4 ホワイト・クリスマス デュエット・ウィズ・シャナイア・トゥエイン 03:36
5 恋人たちのクリスマス 02:51
6 ホリー・ジョリー・クリスマス 01:59
7 サンタ・ベイビー 03:51
8 ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス 03:50
9 クリスマス(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム) 03:07
10 きよしこの夜 03:47
11 ブルー・クリスマス 03:41
12 コールド・ディセンバー・ナイト 03:18
13 アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス 04:24
14 アヴェ・マリア 04:00
15 ミス・デセオス/フェリス・ナビダ デュエット・ウィズ・タリア 04:24
17* ウィンター・ワンダーランド 02:29
* Bonus Track
<< 英表記 >>
1 It’s Beginning To Look a Lot Like Christmas 03:26
2 Santa Claus Is Coming To Town 02:51
3 Jingle Bells featuring The Puppini Sisters 02:39
4 White Christmas duet with Shania Twain 03:36
5 All I Want for Christmas is You 02:51
6 Holly Jolly Christmas 01:59
7 Santa Baby 03:51
8 Have Yourself a Merry Little Christmas 03:50
9 Christmas (Baby Please Come Home) 03:07
10 Silent Night 03:47
11 Blue Christmas 03:41
12 Cold December Night 03:18
13 I’ll Be Home for Christmas 04:24
14 Ave Maria 04:00
15 Mis Deseos/Feliz Navidad duet with Thalia 04:24
17* Winter Wonderland 02:29
* Bonus Track
●マイケル・ブーブレ(1975年9月9日生まれ)
本名マイケル・スティーヴン・ブーブレ(Michael Steven Buble)カナダ・バーナビー生まれのヴォーカリスト。母方の祖父がイタリア出身のため、イタリアの市民権も持っている。
スタンダード・ナンバーを愛する漁師の祖父から自然に音楽の影響を受ける。
長期の下積みの後、カナダ首相令嬢の結婚式での歌唱が、式に偶然出席していたデイヴィット・フォスターの耳に留まり唯一無二の声と絶賛。その出会いが“プロデューサーとヴォーカリストのベスト・マッチ”となり、飛躍のきっかけとなる。2003年に自身の名前を冠したデビューアルバム『マイケル・ブーブレ』を発売、カナダ、イギリス、オーストラリアのチャートで軒並みTOP10入りを記録。12ヶ国でプラチナ・ディスク、3ヶ国でゴールド・ディスクを獲得、全世界で400万枚を売り上げる。
2004年、カナダのジュノー賞で最優秀新人賞を獲得。同年夏には『スパイダーマン2』のエンディング・テーマに起用、アメリカの人気TVドラマ『ラス・ベガス』にも出演。
2005年リリースのアルバム『イッツ・タイム』はアメリカで特に好評を博し、同アルバムからのシングル『ホーム〜きみのもとへ帰りたい』がビルボード誌のアダルト・コンテンポラリー・チャート・NO.1を獲得、全世界売上枚数が450万枚を突破。
2006年のジュノー賞では最多4部門を受賞、ライブCD・DVD『Caught In The Act』は、2年連続でグラミー賞にノミネート。
2007年、アルバム『コール・ミー・イレスポンシブル』を発売。アメリカ、カナダ、ドイツ、オランダ、南アフリカ、オーストラリアの6ヶ国で初登場1位を獲得、全世界で売上枚数1,100万枚を突破。名実ともにワールドワイドで大ブレイクに至る。
今年10月9日に発売されたNEWアルバム「クレイジー・ラヴ」は全米アルバム・チャート2週連続1位、amazon,iTunesでも1位の快挙獲得。オーストラリア、アイルランド、シンガポール、オランダ、イタリアなど各国共に続々1位、もはや世界のスタンダード不動の地位へ。
UKでの初登場は惜しくも2位だが、O2アリーナ2DAYSほかUKから5月に開始するワールド・ツアーのチケットは58秒で即完。
NYタイムズでは「どこよりもステージでアット・ホームになるエンタテーナー」と言う。スタジオでのクリエイティブもさることながら、彼にとってはステージのパフォーマンスが純粋にパラダイスなのだ。ビッグバンドを従えてのゴージャスなサウンド、屈託のないユーモア溢れるキャラクター、丁寧に積み上げられた美しいサウンド×エモーショナルでダイナミック、なのに繊細でどこか郷愁や憂いも含むヴォーカル。これほどまでに奇をてらわないオーセンティックな音楽が、21世紀の今この時代、全世界で熱く広く支持されている。