福島県南相馬市を中心に活動している少女合唱団MJCアンサンブルが着ていたT-シャツに販売要望が殺到している。10月9日に行われたF1日本グランプリでは、F1選手の小林可夢偉、一般社団法人RE-BORNの支えもあり、国歌斉唱を務めるに至った。このMJCアンサンブルは、約20名で活動している合唱団。メンバーの約半分が原発20キロ圏内に住んでいたことから、県外などに避難。解散の危機に陥ったが、合唱コンクール全国大会出場を夢見て、再活動。夢を諦めない姿に感動をした人たちの支えもあり、女子高生が主催する「チャリフェス」や、観光庁協力で行った「Light Up NIPPON」などに出演する。そして10月9日、F1日本グランプリにて日本代表として見事、国歌斉唱を歌い上げ、世界160カ国・合計10億人以上が彼女たちの姿を見届けた。その際に彼女たちが着ていたT-シャツメッセージに感動・共感をしてくれている世界中の方々からの販売希望が殺到している。
そのメッセージ内容というのが「We gave up on giving up. Accelerate to the future!!」(訳:諦めることを諦めた。未来へ向ってアクセルを踏む!!)というメッセージになっている。
この少女合唱団のHPには、「これから何をしていかなければならいのか?というのをもっと真剣に考えます」などの意見も多数寄せられている。これからも彼女たちを見守っていきたい。
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■MJCアンサンブル公式HP