2011年3月に映画『ドラえもん〜新・のび太と鉄人兵団〜』の主題歌『友達の唄』をリリース、そして5月には、未曾有の大地震「東日本大震災」への共通する願いが、漫画家井上雄彦氏との奇跡のコラボレーションに結実し、シングル『Smile』をリリースしたBUMP OF CHICKEN。Softbankの復興支援ポータルサイトCMに起用され、チャリティーシングルとしてリリースされた『Smile』は、7,000万円を超える多額の義援金を被災地に届けることができました。そして10月にはジャケットやMVなど、様々なコラボレーションが実現したPSP専用ソフト『FINAL FANTASY零式』のテーマソング『ゼロ』がリリースされ、1週間で約30万枚をセールスし、大ヒットとなりました。
そして2011年走り続けている彼らの集大成となる待望のコラボレーションが実現しました。
2005年11月に公開され、異例のロングランヒットを記録。日本アカデミー賞をはじめ、数多くの賞を獲得した『ALWAYS 三丁目の夕日』。その2年後には、続編を望む多くの声に応え、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が公開。前作を上回る大ヒットとなり、日本中を感動の渦に巻き込みました。
あれから5年、2012年1月21日(土)から全国東宝系にて公開されるシリーズ第3弾『ALWAYS 三丁目の夕日‘64(ろくじゅうよん)』の主題歌に、山崎貴監督の強い希望によりBUMP OF CHICKENの書き下ろしの新曲『グッドラック』が決定しました。
BUMP OF CHICKENの主題歌抜擢は、シリーズ第2弾『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌『花の名』から2作連続となります。前作『花の名』は見事オリコンウィークリーチャート1位を記録し、その後もロングセールスを記録し、50万枚を超え映画と共に大ヒットとなりました。
すでに3D公開も決定し大きな話題にもなっている『ALWAYS三丁目の夕日’64』とのコラボレーションにより、さらなる大きな感動を呼ぶであろう新曲『グッドラック』に是非ご期待下さい!
『ALWAYS 三丁目の夕日’64』
物語の舞台は、前作のラストから約5年後の昭和39年、東京オリンピック開催の年。戦後19年目にして見事な復興を遂げ、オリンピックの開催国となった日本は、高度経済成長の真っただ中。
原作は西岸良平氏による国民的コミック「三丁目の夕日」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)監督はご存じ山崎貴。日本が誇るVFXの第一人者で、前2作を大ヒットに導いた山崎貴監督が、『アバター』と同じ、リアル3Dでの撮影を敢行し、人々の記憶にある時代、しかもたくさんの人が目にしているはずの光景を、3Dで再現するという難プロジェクトに挑みます。今回は、三丁目の街並みや大通り、そして東京タワーに加え、オリンピック開会式の飛行機雲のほか、当時開通したばかりの「東海道新幹線」も登場。これまでも「映画館で昭和の世界にタイムスリップして頂くこと」をひとつのテーマとして制作されてきた「三丁目」シリーズですが、3D技術の革新により、今回ついに、より自然な形で、昭和39年の日本、そして夕日町三丁目を訪れる感覚を味わって頂くことが可能となります。おなじみの“三丁目の人々”を演じるのは、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、そして薬師丸ひろ子ら豪華キャストたち。さらに個性豊かな新キャストも加わり、新たなキャラクターを演じます。そして、第一作で日本アカデミー賞を総ナメにしたスタッフが本作でも結集し、感動と希望に満ちた、心温まる物語が綴られて行きます。劇場でかける立体メガネは、昭和39年の夕日町三丁目へのご招待キップ。文字通り当時に“タイムスリップ”して、あの懐かしい町を訪れてください。オリンピックに沸き立つ町の熱気を体感し、そしてもう一度、三丁目の住民たちと一緒に、泣いて、笑ってみませんか。前2作を確実に上回る“内容”“スケール”に是非!ご期待下さい。
2012年1月21日(土)〜全国東宝系にて 3D ロードショー
■BUMP OF CHICKEN/藤原基央からのコメント■
前作に引き続き、再び主題歌のオファーを頂き光栄に思います。
三丁目の個性豊かな住人達に、またスクリーンで会えるのがとても楽しみです。
メンバー一同、完成を心待ちにしています。
■監督 山崎貴氏からのコメント■
前作「花の名」が本当に本当にすばらしかったので、今回も是非にとお願いしました。またシナリオと編集中のフィルムを見てもらってイメージをふくらませてもらいました。
藤原君の書くメロディと詩には作品の持っているメッセージを少しだけ異なった方向から照射してくれる力を持っていると思うのですが、そうすることで作品がより立体になっていくというか、くっきりした形を形成するのに重要な役割を果たしてくれていると思います。
初めて出来上がった曲を聴かせてもらったときは、なんだかいろいろ悩んでいたり考えていたりしたことを「そっちの方向でオッケー」と力強く励まされた気がして、かなりグッときてしまいました。
通ったことのない道に踏み出そうとするとき、人は少なからず勇気を必要としますが、この曲はそんなとき最大のエールと共に背中を押してくれると思います。