9月18日に、宮崎県・都城市総合文化大ホールで開催された「南九州愛郷フェスタ11」に奄美大島出身アーティストの元ちとせ、中孝介、カサリンチュそして、地元宮崎県出身の井手綾香が出演した。コンサートは、地元宮崎県出身で現役高校生シンガーの井手綾香で幕を開けた。CMで話題の「雲の向こう」や、「HOME」など4曲を披露。初々しくも、力強い歌声で会場が温かい空気で包まれた。続いては、カサリンチュが登場。アップテンポな「やめられない とまれない」や「感謝」、「あなたの笑顔」など盛り上げたり、歌で魅了したりと、緩急のあるステージングを繰り広げ、タツヒロの透明感のあるヴォーカルとコウスケのヒューマンビートボックスに会場内は大盛り上がりだった。そして、中孝介の登場。「花」でライヴの幕が開けた。「空が空」や、「君ノカケラ」など計6曲を披露。“地上で、最も優しい歌声”と称される歌声に違わぬ、パフォーマンスに満員の1,500人の観客が魅了された。トリを飾るのは、元ちとせ。1曲目の「コトノハ」から、元ちとせが持つ、歌声と世界観が会場中に響き渡った。洋楽メドレーの「OB-LA-DI,OB-LA-DA」では、会場の観客が立ち上がって踊り出し大盛り上がりだった。「蛍星」、「永遠(トワ)の調べ」や、代表曲である「ワダツミの木」などを披露し本編は終了した。
アンコールでは、中孝介と元ちとせによるユニット“お中元”で「春の行人」を披露。最後は、カサリンチュと井手綾香を呼び込み、日本人であれば誰もが知っている「故郷」を歌唱。元ちとせがMCで、「10代で歌手を目指し、上京をした時は故郷、奄美の大切さに気づいていなかった部分も多かったけど、今、奄美に生活の拠点を移して改めて故郷の大切さに気づいた」と、想いを語り、まさに“故郷”に対して
特別な想いを持った、4アーティストが共演し、“本物の歌声”を故郷への想いと共に観客に届けられた1日になった。
そして、元ちとせ、中孝介、カサリンチュの故郷である、奄美大島で開催される“2011年、最後の夏フェス” 【Setting Sun Sound Festival〜in Amami〜Vol.2】もいよいよ来月15日に開催される。故郷で、どんなパフォーマンスを披露するのかこちらも楽しみだ。
リリース情報
中孝介
3rdアルバム「キセキノカケラ」
10月19日リリース
【初回限定盤】 3,300-(tax.in) ESCL-3772-3
【通常盤】 3,059-(tax.in) ESCL-3774
オフィシャルホームページ
http://www.atarikousuke.jp/
井手綾香
「Portfolio」
8月3日リリース
1,800-(tax.in) VICL-63761
オフィシャルホームページ
http://www.jvcmusic.co.jp/ideayaka/
カサリンチュ
「やめられない とまれない/High High High」
7月27日リリース
1,223(tax in) ESCL3736
オフィシャルホームページ
www.kasarinchu.com
元ちとせ
「永遠(トワ)の調べ」
8月31日リリース
1,223-(tax.in) AUCL-64
オフィシャルホームページ
http://www.office-augusta.com/hajime/
【Setting Sun Sound Festival〜in Amami〜Vol.2】
日時 2011年10月15日(土)
OPEN15:30/START16:30
場所:奄美市・大浜海浜公園野外ステージ
出演:中孝介、カサリンチュ、キマグレン、元ちとせ、藤井フミヤ、Rake(50音順)
チケット<前売り>:¥4,500(税込) <当日>¥5,000(税込)
Setting Sun Sound Festival〜in Amami〜Vol.2公式ホームページ
http://www.setting-sun.jp/
Setting Sun Sound Festival〜in Amami〜Vol.2公式Blog
http://sssfes.exblog.jp/