MySpace、そしてTwitterといったソーシャル・メディア上のみの活動ながら、魅力的な絵柄のキャラクターと、この時代に新鮮に響く普遍的なサウンドで、感度の高いユーザーたちの間で既に話題となっているグループ “さよならポニーテール”。今年4月に自主制作アルバム『モミュの木の向こう側』をリリースした後にも、7月29日にはリミックス音源を収録した7インチレコードが限定リリースされる中、ついに新曲「無気力スイッチ」と、そのMUSIC VIDEOが完成した。これまで彼らが発表してきたMUSIC VIDEOは、全て手描きのイラストによって構成されているもので、その独特なタッチが“さよポニ”ワールドのオリジナリティを生み出してきたのだが、なんと新作は実写映像になっている。
映像を手掛けたのは、いま大ヒット中の写真集『スクールガール・コンプレックス』を手掛け、今後益々の活躍が期待されている写真家の青山裕企。新曲の創作モチーフの中に『スクールガール・コンプレックス』の写真がイメージとしてあったため、オファーしたことから、このコラボレーション企画が誕生した。なお写真家の青山裕企にとっては、このMUSIC VIDEOが初めての映像作品となる。一方、楽曲だけ取り出して聴いてみても、3人の女の子たちの脱力したラップや語りが中心に構成されるという、これまで発表してきた作品とも一風違った、新たな一面を開拓した作品になっている。
この新作MUSIC VIDEOは、「さよポ2チャンネル」にて公開中 ( http://www.youtube.com/user/sayopony )またこの音源のリリースは未定とのことだが、“さよならポニーテール”の今後の活動からますます目が離せない。
【リリース情報】
さよならポニーテール 自主制作アルバム 『モミュの木の向こう側』 発売中
Cap-120 PECF-1025 / アルバム / 発売中 / 2,000(税込)
※「無気力スイッチ」は上記アルバムには未収録、音源としての発売は未定
【さよならポニーテール・プロフィール】
謎に包まれた“さよポニワールド”の住人達で構成されたグループ。2011年4月27日、自主レーベル「音楽と魔法」から1stアルバム 『モミュの木の向こう側』 をリリース。
[MySpace] http://www.myspace.com/sayonaraponytail
【青山裕企・プロフィール】
1978年、名古屋市生まれ。2007年、キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。サラリーマンや女子高校生など“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作している。
[WEB] http://yukiao.jp