2011年6月26日(日)に終了した、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2011」のミュージックShort部門において、水嶋ヒロ原作・脚本・特別出演、GIRL NEXT DOORのシングル「Silent Scream」(2011年4月13日発売)を映画的世界観で描いたPV「Silent Scream」が優秀賞を受賞したことがわかった。
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」は1999年よりスタート。今や世界50カ国以上、4000本以上にも及ぶ作品が寄せられる、米国アカデミー賞公認の国際映画祭。
かのジョージ・ルーカスなども応援し、数々の第一線でプロとして活躍する監督を輩出しています。
ミュージックShort部門は音楽レーベル各社から正式にエントリーされた楽曲をもとに製作する(ミュージックShort クリエイティブ部門)とアーティストのオフィシャルミュージックビデオ(PV)でショートフィルムの世界観を持つ作品を対象として(ミュージックShort)の中より選定。
今回受賞となった「Silent Scream」はGIRL NEXT DOORが4月にリリースした同名シングルのPVとして製作。シングルのDVD付商品にそのオリジナル版が収録されている。
楽曲の世界観を踏襲し、水嶋氏、監督らで練り込まれた脚本、演出をベースにほとんどセリフを排除したショートムービーで、夢を追いかけながらも自分を見失いかけているガルネク千紗演じる主人公アキと水嶋ヒロ演じる謎の男のつかの間の交流を描いた切ないストーリーとなっている。
もともとデビュー時よりミュージックビデオにはこだわってきたGIRL NEXT DOORだが、今作では本格的にストーリー仕立ての作品を豪華なスタッフと共に生み出し、そのクオリティの高さを実証した形となった。
そんな今回の喜びの受賞に際し、その中心を担った水嶋ヒロ、ガルネク千紗、そして「タイヨウのうた」なども手がけている今作の監督小泉徳宏氏よりも言葉が届いている。
この度は、多大なるご評価を頂き誠に有難うございます。GIRL NEXT DOORさんのミュージックビデオには、以前から大変刺激を受けておりました。そんな自分に、原作・脚本、さらには出演のお話を頂けたのは、とても光栄なことでした。その上、このような栄えある賞を頂戴し、本当に嬉しく思っております。
主演の千紗さん、小泉監督をはじめ、この作品に携わった全ての方々と喜びを分かち合いたいです。今後も「ショートショート フィルムフェスティバル」の益々のご発展を、心よりお祈り申し上げます。
原作・脚本・特別出演 水嶋ヒロ
映像は所詮、無形のもの。この数ヶ月、その事に無力感を感じてきました。でもこの先、人がそれをこそ必要とする時がきっと来る。今回頂いた素晴らしい賞は、ボクにとっての狼煙です。本当に本当にありがとうございました。
監督・脚本 小泉徳宏 (ROBOT)
この度、ショートショートフィルムフェスティバルでたくさんの賞がある中、「ミュージックShort部門」で、私たちの作品が優秀賞を頂く事になり、本当に驚いています!そして、なによりも嬉しさと喜びで胸がいっぱいです。今回の作品は、小泉監督をはじめ、水嶋ヒロさんに脚本・出演まで携わって頂き、私にとってものすごく学ぶものが多く、刺激あるものになりました。
そもそもミュージックビデオで自らが役を演じるドラマ仕立ての撮影は初めての事だったので、とても楽しみでした。そして、現場に入っても本当に温かいスタッフさんに囲まれて、監督とは何度も何度も納得いくまでやりとりさせていただきました。
また、1週間という短期間ではありましたが、幼少に習っていたバレエを一生懸命練習し、皮がむけるほどトゥシューズを履き、無事撮影終了後バレエの先生と抱き合って涙した瞬間は今でもハッキリと覚えています。
この作品に関わった全ての方に感謝します。ありがとうございます。
自分にしか分からない自分。誰にでもあると思います。そんな自分にしか分からない“心の叫び”に耳を傾けてみてください。この作品を通して、感じることは人それぞれだと思います。何か感じてもらえれば嬉しいです。
主演・千紗
GIRL NEXT DOORは秋に次作シングルを発売する予定。
今年の夏は史上最大の移動型野外フェスa-nationに全会場出演予定。
この期間中には次作の全容も発表されるであろう。
元気印の千紗やわかりやすりPOPサウンドには定評がある彼らだが、こうなると次のミュージックビデオもどんなものを生み出してくれるのか期待せずにはいられない。
<関連リンク>
■GIRL NEXT DOOR オフィシャルサイト
■ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011 オフィシャルサイト
■水嶋ヒロオフィシャルサイト