正体を明かさないアーティストが増える昨今、また新たなアーティストがデビューする。phatmans after school(ファットマンズ・アフター・スクール)、北海道出身の4人組。ヘッドフォンをつけた熊のアイコンのみが現在ホームページでもチェックできる情報だ。5月11日にリリースされる1st mini album「phatmans after school」から「マイパレット」のMusic VideoがYouTubeで閲覧できる。ボーカル・ギターのヨシダタクミが作り上げるメッセージ性の強い歌詞と、ポップを基調としたドラマティックなメロディが繰り広げられているナンバー。全編を通して熊が主人公のアニメーションとなっており、現代を象徴するような問題を、熊の目線で表している作品となっている。現在は北海道でのみライブを行っており、5月8日(土)にはTRIPLANEのイベントに出演、5月29日(日)には自身のレコ発を札幌PENNY LANE 24にてphatmans after school presents. 「放課後 KICK OFF LIVE PARTY」を開催する。今作にあたってボーカル・ギターのヨシダタクミから以下のコメントが寄せられている。「子供から大人にリアルタイムで変わる中で自分たちなりの「生まれ」「生きて」「死ぬ」こととは何かを考え探した結果、生まれたアルバムです。そこには人間として生きる上で欠かすことのできない 幸せ、喜び、悲しみ、苦悩 といった感情もあって、それらすべてを含め ヒトであり「僕」であると思います。現在セカイは悲しいコト、苦しいコトのほうが多くて軽々に幸せでありたいなどと願えない世の中になっているけど、セカイじゃなくていい。
“あなた一人の為の希望であり涙になれるそんな存在でありたい”と思いつくりました。」
ライブ情報等、詳しくはオフィシャルホームページをチェックしよう。
≪YouTube ≫
http://www.youtube.com/watch?v=mhKaLykpSLg&feature=channel_video_title
≪release information≫
phatmans after school 1st mini album「phatmans after school」
2011年5月11日発売
1. サイコロジック
2. マイパレット
3. ジレンマとパズル
4. 泣き虫DAYS
5. 人類への過程
6. 僕らの校歌
価格:¥1,500 (tax in)
品番:DLCR-11041
≪live information≫
5/7(sat.)札幌Sound Lab mall
Half-Life 「そうだ!北へ行こう!~雪解けだから会いに行きます~ツアー」
w/ Half-Life, pegmap, naked
5/8(sat.) 札幌PENNY LANE 24
TRIPLANE presents.「いくぜ!道産子魂 Vol.7」
w/ TRIPLANE, 武田組, 河野玄太
5/29(sun.)札幌PENNY LANE 24
phatmans after school presents. 「放課後 KICK OFF LIVE PARTY」
w/T.B.A.
≪phatmans after school information≫
phatmans;「phat」とはアメリカ英語で使われるスラング。『かっこいい』と言う意味が有り、phatmansは「かっこいい男の子達」という造語となる。バンド名は「放課後に輝くかっこいい男の子達」という意味である。
≪Message≫
「善悪は人に非ず、自らの心にあり」という言葉が有る。善悪とは、人それ自身にあるのではなく、状況しだいで、人は善にも悪にもなってしまうという意味だが、どこを切り取ってもネガティブな現代社会に於いて、言葉と音を以て、もはや誰もが口にするのも億劫になっている「幸福論」に挑むバンドがいる。この手あの手が拡散しているご時世にまたとなく現れたニューカマー、phatmans after school。Vocal ヨシダタクミが歌う「大人への憂い、日々への嘆き、僕と君への勇気」は、言葉の後に音が跳ね上がる瞬間に触れるような弾力性が有り、一方的な指針へと導こうとするのでなく、歯痒く、ぎこちなくも同じ距離間で共に悩みぬいていこうとしている。
「マイナス思考な当たり前」と、「不確かなもしかしたら」を繰り返し、答えに迷い、混沌としている中で必要なのは「射す光」で無く、「僕と君の温度に触れる」こと。メロディアスも、エモーショナルも、ダンサブルも、轟音も、その全てに二重線を引いてポップと上書きしてしまうことを許された男の子達なのである。生まれ育った北海道たる悠々さと、ドラマチックな音粒や詩の世界観、聞く人一人一人へそれぞれのアプローチが真摯に飛び込んでくるはずだ。あなたの大事な人と聞いてほしい。
<関連リンク>
■オフィシャルホームページ