大阪市内ライブハウスや心斎橋BIGSTEPで路上ライブを行っているシンガーソングライターの井上苑子(13)が、2011年3月31日(水)に心斎橋QUATTROにて行われる予定のワンマンライブで震災の影響により、開催の可否を関係者の中で審議を重ねていたが、「音楽を通して希望を届けられたら」という思いから予定どおり実施することを決定した。さらにライブ当日に販売される自主制作CDの売り上げのすべてを義捐金として寄付することになった。井上苑子は現在路上ライブ時に販売しているCD「sonority ?」で、阪神淡路大震災被災者支援などを行っているNPO法人Co.to.hanaとコラボレーションし、CDの売上の一部をコトハナ活動資金として寄付するなどの活動を既に行っている。ライブは出来る限りの節電を心がけ開催される予定。
井上苑子コメント(公式ブログより転載)
「今回の東北地方太平洋沖地震で私もライブの開催自体を見送る事も考えましたが、予定通り開催する事に決めました。開催する事にした理由は、自分に出来る事を色々考えた結果、歌うことで希望を届けられたらと思ったからです。あと今回ライブに協力してくれている方々とワンマンライブで販売したCDの売上は全て被災地に寄付する事を決めました。私が歌うことで震災している方たちに少しでも支援ができたらと思います。ライブにお越し頂ける皆さんには出来る限りのご協力を是非お願いします。」
<関連リンク>
■井上苑子 ブログ
■井上苑子 twitter