吉田ワタル(Vocal)、石坂翔太(Keyboard)、鈴木俊彦(Guitar)からなるデジタルサウンド・ロックユニット“Purple Days”。
2007年に本格的に活動を始めると、その才能を小室哲哉氏に見出され、結成半年にしてTM NETWORKのコンサートにゲスト出演。数千人の観客の中、ライブを披露し大きな話題を呼んだことから、21世紀のTM NETWORKとも評される彼らの新曲「あなたを忘れていけるように」のミュージックビデオが完成した。 「あなたと出会えた偶然 ありがとうとだけ言わせて」。春、出会いと別れの季節を描いた前向きな別れのワンシーン、新たな場所へ進む人へのセツナポジティブな応援歌だが、そのMusic Videoの中でキーボードの石坂翔太(以下:翔太)が演奏するシンセがマニアの間で話題になっている。
このシンセ、Waldorf社のTHE WAVEというシンセで、1995年に定価¥1,200,000で発売された、値段、デザイン、ビジュアルなど群を抜いている、KING of シンセと言われている一品。完全受注生産で、現在、日本国内には一桁台しか無いと言われている。小室哲哉が、TMN終了ライブでメインシンセとして使っていて、小室ファン、シンセオタクの間では、「一生に一度、生で見たい」と言われる位の希少価値がついている幻のシンセだ。(とにかく台数が少ないので、生では見られない)
そんな幻の一品がなぜ翔太の手に渡ったのか?そのエピソードの方も面白い。
実は、このシンセの所有者は、音楽プロデューサーの浅倉大介。
TM NETWORKのサポートなど、小室哲哉とのゆかりも深い彼だが、ビンテージから新しいものまで、沢山の希少なシンセを持っているのは業界では有名な話。ライブ会場などで面識を持った二人は、最近ではTwitterを通じて、色々なやりとりをしているようだが、以前シンセの話をしている時に、「憧れのシンセはwave」と翔太が話したところ、「持ってるよ!いつか貸してあげるよ!」と浅倉から返答があったため、「撮影で貸して下さい」と勇気を出して頼んでみたところ、快諾してくれて今回の撮影に至ったとのことだ。また、後日談としては、返却の際、お礼にディズニーお菓子の詰め合わせを持って行ったそうで、その際、スタジオで浅倉から直々に、スタジオや機材のレクチャーを受けたとか。
連綿と続くデジタルサウンド・ロックユニットの系譜を受け継ぐPurple Days。その裏側の部分で、今回のエピソードのように実際に受け継がれているものがあるのは興味深い話だ。 なお、新曲「あなたを忘れていけるように」の着ムービーは本日3/9(水)から配信スタート。ミュージックビデオを収録したパッケージCDは3/23にリリースされる。
●Music Video視聴はコチラ
http://www.youtube.com/watch?v=o5q4_cLFpk4&feature=player_embedded
●商品情報
3rd Single「あなたを忘れていけるように」
2011年3月23日リリース
品番:AVCD-31985/B(DVD付)
価格:¥1,575(tax in)
[CD]
1.あなたを忘れていけるように
2.Fake
3.あなたを忘れていけるように -instrumental-
4.Fake -instrumental-
[DVD]
あなたを忘れていけるように(Music Video)
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