6月にセカンドアルバム「FUNKIST CUP」を発売、サッカーW杯に沸く南アフリカに渡った際にはなんと日本戦開始の1時間前に現地スタジアムでのライヴを実現させるなど、彼の地でも大いに暴れまわったFUNKIST。その後はライヴバンドの面目躍如と言わんばかりに10-FEET「hammer skaツアー」への参加(全7公演)や久しぶりの自身の全国ツアー「Welcome to JAPAN tour」開催などライヴ三昧の日々を過ごした彼らの、待望の新作発売がアナウンスされました。ミニアルバム「Pieceful」、2011年2月2日に発売です。5曲の新曲に加え、昨夏よりライヴ活動を休止していたフルート春日井陽子がステージ復帰し再び”無敵7人”となった彼らのライヴ熱をそのまま封じ込めた「Instumentalメドレー」(12月13日大阪JANUSワンマン公演より)と、なんと12分にも及ぶ「愛のうた」(12月4日長崎Drum Be-7ワンマン公演より)という2曲のライヴ音源、さらに謎のユニット(?)クールメンズによる「もみあげ」も収録されるなど、ミニアルバムというよりもはや「2.5枚目のフルアルバム」と言って過言ではない内容になりました。
中でも要注目の1曲は「1/6900000000」(読み:ろくじゅうくうおくぶんのいち)。この楽曲、大ベストセラー『五体不満足』や『だいじょうぶ3組』でもお馴染みの作家、あの乙武洋匡氏が作詞とヴォーカルとで参加しているのです!!スポーツ好きなのはもちろん、未来の子供たちに向けた活動やメッセージなどでも相通ずるところを持つFUNKISTと乙武氏。地球に生きる一人一人がみんな、まるでパズルの1ピースのようにきっと意味を持っているんだよ、決して一人なんかじゃないし、誰かと繋がる事は本当にステキな事なんだよというこの曲、とてもハッピーでピースフルで温かい曲に仕上がっています。ヴォーカルとして参加するにあたって「普段そんなに緊張する方ではないけれど、歌うときは本っ当に緊張しました」と語る乙武氏。実は長年の友人関係であったFUNKISTと乙武氏にとって、このコラボは夢がやっと実現したものなんだとか。ともにミラクルを体現する2組の共演、お楽しみに!!
【乙武洋匡】
大学在学中、自身の経験をユーモラスに綴った『五体不満足』(講談社)が多くの人々の共感を呼び、500万部を超す大ベストセラーに。’99年3月からの1年間、TBS系『ニュースの森』でサブキャスターを務め、いじめ問題やバリアフリーについて取材、レポートした。大学卒業後は、「スポーツの素晴らしさを伝える仕事がしたい」との想いから、『Number』(文藝春秋)連載を皮切りに執筆活動を開始。スポーツライターとして、シドニー五輪やアテネ五輪、またサッカー日韓共催W杯など、数々の大会を現地で取材した。特にスポーツ選手の人物を深く掘り下げる眼に定評がある。
子どもの頃のエピソードをもとに書いた絵本『プレゼント』(中央法規出版)、翻訳絵本『かっくん』(講談社)、ドラえもんの絵に詩を載せた絵本『とっても大好きドラえもん』(小学館)、平和をモチーフにした絵本『Flowers』(マガジンハウス)を手がけるなど、子どもたちへのメッセージを発信していくことも活動の大きな柱としている。
05年4月からは、東京都新宿区教育委員会の非常勤職員「子どもの生き方パートナー」として教育活動をスタートさせる傍ら、明星大学の通信課程に学び、’07年2月に小学校教諭二種免許状を取得。同年4月から’10年3月まで杉並区立杉並第四小学校教諭として勤務し、3・4年生を担任した。現在は、メディアを通して教育現場で得た経験を発信していく活動を柱としている。
公式サイト http://www.otatake.com
■FUNKIST / Pieceful
■発売日:2011年2月2日(水)/ PONY CANYON
■品番:PCCA-03332
■価格:¥2,000(税込み)
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