原作が2006年の直木賞を受賞し、2011年4月23日に公開を控える話題の映画「まほろ駅前多田便利軒」主題歌として、くるりの書き下ろし新曲「キャメル」が決定!
多田啓介(瑛太)と行天春彦(松田龍平)のバツイチ便利屋コンビが過ごす、ちょっと可笑しくも、ときに切ない”まほろ市”の日常に、やさしく希望の光を投げかけ、観る人の心をより一層あたためてくれます。また、岸田繁(Vo.&Gt.)は本編のサウンドトラックも手がけており、『ジョゼと虎と魚たち』以来、実に7年ぶりの試みとなります。
■ くるりの過去主題歌担当作品:
『ジョゼと虎と魚たち』(2003)、『リアリズムの宿』(2004)、『天然コケッコー』(2007)
(岸田繁コメント)
『まほろ駅前多田便利軒』という映画のサウンドトラックと、主題歌「キャメル」を作りました。いろいろ世知辛いと言われている世の中ですが、別にとびっきり幸せでなくてもいいから、前を向いて歩いていたいなぁ、という願望を「キャメル」という主題歌に託しました。このあいだ大森監督と一緒に酒を飲んだのですが、なんか寅さんみたいなひとでした。でも、フーテンではなかったです。なにより素敵な笑顔で、男はつらいよ、って前向きに思ってるひとだ なぁと思って、すごくシンパシーを感じました。彼の代表作になるであろうこの映画にぴったりな曲を作ったつもりです。ほな劇場で!
(佐藤征史コメント)
原作の小説も読んだのですが、映画を見てさらに感情移入して楽しみ、考えることができました。いろんな過去や今日はあれど、明日はみんなに来るんだなという、当たり前のことを感じて、なぜかスッキリした気分になった映画でした。ぜひ劇場でまほろを音楽と一緒に楽しんで頂けたら幸せです。
【STORY】
東京郊外の地方都市”まほろ市”で便利屋を営むバツイチ男・多田と、正月に多田のもとに転がり込んできた高校の同級生・行天。過去に確執を持つ二人の男が癖の多い依頼人達の仕事をこなし、巻き込まれていく中で、人生の希望を見つけ出す一年の物語。
原作:三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」(文春文庫刊)
主題歌:くるり「キャメル」(SPEEDSTAR RECORDS)
監督・脚本:大森立嗣
出演:
瑛太/多田啓介役
松田龍平/行天春彦役
片岡礼子/ルル役
鈴木杏/ハイシー役
本上まなみ/三峯凪子役
柄本佑/山下役
横山幸汰(子役)/由良役
田中遥奈(子役)/マリ役
吉本菜穂子/由良の母役
中村優子/マリの母役
三浦誠己/若い刑事役
梅沢昌代/山下の母役
大森南朋 /山田(囲炉裏屋主人)役
松尾スズキ/シンちゃん役
麿赤兒/岡役
高良健吾/星役
岸部一徳/早坂役
製作プロダクション:リトルモア / フィルムメイカーズ
宣伝協力:ヨアケ 配給:アスミック・エース
(c)2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会
公開:2011年4月23日(土) 新宿ピカデリー他 全国ロードショー