「全てがit’ you、想いはthat’s true・・・」誰もが一度はテレビCMで耳にしたことのある、このフレーズが話題だ。今年4月より「夏のニッセン」TV-CMソングとして放送されているこのフレーズが、ブロガーの間で「耳から離れない」「この歌声は誰?」などの書き込みが相次ぎ話題となっている。その歌声の主は、今年3月にメジャーデビューしたばかりの弱冠16歳のシンガー、Kylee(カイリー)。アメリカ/アリゾナ在住の現役女子高生でもあるKyleeは、たった11歳のときに米プロバスケットボールリーグ・NBAの公式戦で国歌斉唱をつとめ、その模様がたまたま日の音楽関係者の目にとまり、日本でのデビューが実現したというスーパーガール。その華々しい経歴や群を抜いた歌唱力のスケール感と、ポップで可愛らしいルックスや思わず真似したくなるファッションとのギャップが同世代を中心に大いに受け、既に10代を中心とする若年層の間で「知らなきゃやばい」と言われる存在感を放っている。
前述の「夏のニッセン」TV-CMソングは、ユーザーからのあまりにも大きな反響を受け、急遽CMの世界観からイメージを膨らませてフル・バージョンを制作し、タイトルを「IT’S YOU」として着うたョとして配信すると、大手音楽配信サイト“レコチョクTV/CM/映画”にて着うたフルデイリーランキング初登場5位を記録し、配信開始から2か月以上たった今でも同ランキング上位に留まるロングヒットを記録中。いよいよブレイク間近と、音楽ファンの間でも注目を浴びている。
現在ハイスクールの夏休みを利用して来日中のKyleeが、前述のCMソング「IT’SYOU」を収録した最新シングル「missing/IT’S YOU」の発売日となる7日に、急遽インストアライブを敢行した。
実施から1週間前の緊急決定で、告知も店頭やサイトなど最小限であったにも関わらず、“生Kylee”を一目見たいというファンが、会場となったHMV渋谷に多数押し寄せた。
同世代のファンを中心とした超満員の観客の前に、大歓声で迎えられ登場したKyleeは、最新シングル「missing」、「IT’S YOU」など全4曲を熱唱。途中のトークでは、「アメリカに住んでいると日本のテレビを見られないので、今回の来日で初めて『夏のニッセン』のCMをテレビで見て、すごくびっくりした」というエピソードや、「こうしてセカンド・シングルの発売日のリリース日に、みなさんの前で歌えてすごく幸せ」と喜びを伝えて会場を沸かせた。また、7月7日の七夕にかけて、ステージ上に登場した笹に自らかけた、「もっともっと日本でたくさんライブがしたい!」と書かれた短冊も披露した。
そして、ライブ後にはサイン会も実施。Kyleeが気さくに握手に応じると、感激で泣きだすファンも現れるなど、一時、場内は騒然とした空気に包まれた。
■Kylee プロフィール
アリゾナ在住のシンガー、Kylee(カイリー)。1994年5月25日生まれ、現在16歳。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、幼い頃から洋楽とJ-POPに隔てなく触れてきた少女がシンガーとして本格的な活動の舞台に選んだのはここ日本。弱冠11歳でNBA公式戦の国歌斉唱を務め、2009年8月には史上最年少の15歳でSUMMERSONICのステージにてパフォーマンスするなど破格&異例の出来事が続く新世代ロックディーバの素顔は、ハイスクールに通う15歳の女の子。ハイスクールでは、学内で一握りのhonor student(学業優秀学生)に選ばれるほどの優秀な成績をおさめている才女でもある。2010年3月、本人も出演する映画「誰かが私にキスをした」(監督:ハンス・カノーザ/出演:堀北真希、松山ケンイチ、手越祐也ほか)の主題歌「キミがいるから」をもって、満を持してのメジャーデビュー。「キミがいるから」は、発売前からUSENリクエストランキング3位を記録、大手歌詞検索サイトでも検索ランキング1位を獲得するなど人気沸騰し、CDと同時に発売された着うたフルョの週間ランキング(レコチョク:集計期間3/24〜3/30)では新人のデビュー作として唯一のTOP10入りを果たすなど、一気にKyleeの存在が2010年注目度No.1新人アーティストの座に躍り出る形となった。
■リリース情報
セカンドシングル
「missing/IT’S YOU」
2010年7月7日発売
初回盤[CD+DVD]DFCL1655-1656/1,575(tax in)
通常盤[CD]DFCL1657/1,223(tax in)
*「missing」(テレビ東京系アニメ「HEROMAN」オープニングテーマ)
*「IT’S YOU」(夏のニッセン CMソング)
☆「IT’S YOU」「missing」着うた・着うたフル配信中
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