2010年5月1日から184日間に渡り「よりよい都市、よりよい生活」をテーマに開催されてる上海万博(上海国際博覧会)。
159年に渡る万博の歴史で最多となる世界189カ国と57の国際機関が参加したこのEXPOは、21世紀に盛り上がりを見せ続ける中国を象徴する過去最大規模のものとなった。
その上海万博の会場では、音楽、マンガ、アニメ、ファッション、コスプレなど日本の様々なジャンルのコンテンツを披露し楽しんでもらい、新しい平和観「カワイイ平和」が生まれることを目的としたフェスティバル「コ・フェスタIN 上海」が6月12日から12日間開催された。
そしてフェスティバル最終日――2010年6月23日。
日本館イベントステージで開催された「日本館SPECIAL LIVE〜可愛的和平〜第五夜」(武部聡志音楽監督)のステージで、一青窈の68分にわたる熱いライブが行われた。
一青は「日本と中国が仲良くなるように心を込めて歌います」と熱く語り、一曲目の台湾民謡「望春風」に始まり、8月には映画上映が決定してる「ハナミズキ」、大ヒット曲「もらい泣き」はもちろん、新歌謡/進化窈の集大成最新アルバム「花蓮街」からも数曲披露。
このイベントのために、一青が作詞を担当したテーマ曲、「星の瞳(星星的眼睛)」では、なんとキマグレンが飛び入り参加して、会場を沸かせた。
一青の意向で、事前に歌唱楽曲の歌詞を中国語に訳して観客に配布したこともあり、日本からアジア、そして世界の人たちに一青の歌が深く心にしみたライブだった。
そしてアンコールでは姉の一青妙さんを突然客席からステージに招き、「うんと幸せ」を作った時の思いを姉に中国語で通訳してもらってから歌うという上海ならではのサプライズもあった。
一青は現在『一青 窈 CONCERT TOUR 2010〜花蓮街』の全国ツアー中で、ファイナルは7月10日(土)昭和女子大学人見記念講堂で行われる。
そして8月11日には、昨年行われた「一青窈 premium acoustic tour 09 produced & performed by 武部聡志 × 小林武史」「一青窈 with 東京フィルハーモニー交響楽団」の貴重な2つのLIVE映像を収録した2枚組LIVE DVD『「水蝶花」 -2 LIVE DVD(acoustic&orchestra)-』が発売決定。
8月21日から2カ月に渡り、一青 窈 Tour 2010「おかわりありませんか」も約30公演予定され、今年もまだまだ精力的に活動を続けて行きそうだ。
<関連リンク>
■一青 窈オフィシャルサイト