ヒップホップ黎明期から常に第一線で活躍、アーティストはもとより多くの著名人からリスペクトを集めるBose・ANI・SHINCOからなるスチャダラパー。
彼らのデビュー20周年を記念したライブ「スチャダラパー20TH.ANNIVERSARY スチャダラ2010〜オールスター感謝祭〜」が5月9日、東京・日比谷野外大音楽堂にて行われた。
最近では去る2月にリリースしたベストアルバム「THE BEST OF スチャダラパー1990-2010」に収録されている、盟友TOKYO No.1 SOUL SETとの初コラボ「NEVERENDING BEATS」が大きな話題を呼んだ彼らのデビューは1990年。
シニカルな視点のラップと斬新なトラックによる「スチャダラ大作戦」がシーンに与えたインパクトと、ヒップホップを身近にした功績は計り知れない。
この日、東京日比谷公園では午前中より園内の小音楽堂でスチャダラパーと所縁の深いアーティストによるフリーライブがスタート。
星野源、塚本功、かせきさいだぁ&HAGTONES、ロボ宙&dau、渡辺俊美、ハナレグミ、おおはた雄一、原田郁子が次々と登場し、野外大音楽堂の「お祭り」を盛り上げた。
そうして日比谷公園全体が20周年を祝うかのようなムードのなかスタートした日比谷野外大音楽堂での「本番」には総合司会としてバッファロー吾郎と小籔千豊、ゲストとしてAFRA、アルファ、イリシットツボイ、LBNATION、かせきさいだぁ、木村カエラ、木暮晋也、笹沼位吉、シャシャミン、スカパラホーンズ、スリーワンレングス、曽我大穂、タケイグッドマン、脱線3、電気グルーヴ、TOKYONo.1 SOUL SET、ハナレグミ、HALCALI、THE HELLO WORKS、四街道ネイチャー、RIPSLYME、ロボ宙(50音順)等、様々な豪華ゲストが登場。全4時間半、見どころ特盛状態の「オールスター感謝祭」は名残惜しそうに会場を後にする観客の後ろ姿とともに幕を閉じた。
このスチャダラパーの祭りは5月29日、趣きを変え大阪で再び開催。
20周年を迎え、飄々とサブカルチャーシーンの第一線に君臨し続けるスチャダラパーに改めて拍手とエールを送りたい。
◆イベント情報
スチャダラパー20TH. ANNIVERSARY大阪公演
『スチャダラ2010〜浪速恋シグレン〜』
日程:2010年5月29日(土)
会場:大阪城音楽堂
開場:13:00 開演:14:00
出演:(第2弾発表)スチャダラパー/TOKYO No.1 SOUL SET/neco眠る/ EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX/ハナレグミ(NEW!)/
総合司会:麒麟
チケット:前売: 6,300(税込)
一般発売:4月3日(土)
問い合わせ:GREENS 06-6882-1224 http://www.greens-corp.co.jp/
◆リリース情報
2010年2月24日発売「THE BEST OF スチャダラパー 1990-2010」
NFCD-27207~8 3,500(税込)
<関連情報>
・THE BEST OF スチャダラパー 1990-2010<CD詳細情報&歌詞検索>
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