「うたまっぷ」では、2ndシングル「この歌にかえて」のリリースを記念し、渡邊ヒロアキ本人が収録曲の歌詞に託した想いを語るボイス・メッセージを3週連続でお届けします。CDと併せて是非チェックしてください。
5月に開催される初のワンマンライブは、チケット先行発売に応募が殺到し急遽追加公演が決定するなど、2016年はシンガーソングライター・渡邊ヒロアキの動向に益々注目が集まりそうだ。
──2ndシングル「この歌にかえて」は、2014年8月のデビューシングル「この街に」から約1年半ぶりのニューシングルとなりますが、この間、日本テレビ系朝の情報番組「ZIP!」の人気コーナー「にっぽんわくわくキャラバン」で全国を巡る旅を続け、ご自身のお気持ち・意識の変化や、また、2ndシングル「この歌にかえて」の制作に反映されたことなどは、ありますでしょうか?
旅を始めたばかりのころは、大学生感が抜けない・・・というか 初めてのことが多すぎました。
今思えば余裕が無かった気もします。だんだんと旅人生活に慣れてきて、景色を眺めながらいろいろなことを考える余裕もできたし、出会う人たちに僕たちと出会ったことを思い出にしてもらいたい、と思うようになりましたし、自分たちだけの旅ではなくて、日本中の皆さんが毎朝見ているのだから、魅力的なコーナーにしなきゃという使命感もいつのまにか芽生えていました。
2周目の旅がはじまってからは、またあの街に行けたら、あの人に再会したい、あの景色をもう一度見たい、という気持ちが自然に湧き上がったので、この気持ちが一番歌詞に影響していると思います。
──2ndシングル「この歌にかえて」は、どのような楽曲に仕上がりましたか?
今回の曲は、旅の思い出を語るだけではなく、僕が見てきた日本は素晴らしいところだった、知らない街でも、僕たちを待っている景色と笑顔があることを、伝える内容の歌詞になっています。
メロディーは明るすぎず、暗すぎず、サビに高揚感がでるように作りました。
前作「この街に」は イントロで「YEAH!!」を 今作「この歌にかえて」は、サビで「WOW!!」をとりいれています。
叫びたがりです(笑)。
──「この歌にかえて」の曲作りは、いつ頃、どのように進められたのですか?
曲作りは、日本2周目が始まってからはじめました。1周目では、思い浮かばなかったことがたくさんあって、それを詰め込んだ感じです。色んな景色を見てきたので、今回は情景描写をたくさん取り入れようと思っていました。思い浮かぶ情景描写をPCに入っている数万枚の写真を眺めながら箇条書きにして、コレとコレと・・・みたいな。
デモの制作は打ち込みでしたが、最終的には、ほぼ生楽器で構成してしています。
──「この歌にかえて」は軽快なピアノサウンドが印象的ですが、レコーディングは、いかがでしたか?
レコーディングは、旅の合間に行ったので、スケジュールを空けるのが大変でした。
一応、サビのコーラスを録ったりしてみたのですが、どシンプルにリードメロだけで行こう!と、後でハモリを消しました。
情景を思い浮かべてもらえるように、歌詞の舞台となった街を思い浮かべながら歌いました。
──「この歌にかえて」のミュージックビデオは、どのような作品に仕上がりましたか?
撮影は、全編沖縄県で行いました。僕自身、映像制作を学生時代にしていたこともあり、映像の質感をフィルムタッチにしてみたり、登場人物を敢えて「ヒロアキだけ」にしてみるなど、ディレクターさんには結構細かいオーダーをしました。
印象的な水平線のカットや、自分がある景色を探し求めている様子なんかも 見てもらいたいポイントです。
ピアノは、某ホテルのものをお借りしたのですが、中学生の時に家族旅行で行ったホテルと偶然同じホテルで、子供の頃の家族の思い出が蘇りました。
撮影は、超タイトなスケジュールで、ソーキそばしか食べられなかったのが心残りです(笑)。
──続いて、c/wの「ヒトカケラ」は、どのような楽曲に仕上がりましたか?
軽快なエレキギターのイントロからはじまるこの曲は、歌詞中に「フワフワ」とか「ソヨソヨ」とか擬音がでてきます。
ありがたいことに、幼稚園や小学生のちびっこにも、応援してもらえることが増えました。
親子で一緒に聴いても楽しくなれる曲、口ずさめるメロディーと歌詞をコンセプトに作りました。
──3曲目の「空へ」は、ピアノ一本で歌われています。渡邊さんは3歳からエレクトーンを始められ、ピアノの弾き語りにも挑戦されているそうですが、「空へ」のピアノは、ご自身が演奏されているのですか?
「空へ」のピアノは、僕が演奏しています。
エレクトーンは18歳まで続けていた為、胸を張って「得意です!」と言えるのですが、22歳から弾きだしたピアノは・・・「弾けます!」と実は言い切れなくて(笑)。
でも、弾き語りをはじめて1年半ぐらい、そろそろ、「ピアノだけの曲を!」と思っていたので、2曲目のカップリング曲で思い切って挑戦してみました。
飛行機に月に8回は乗っていた僕にとっては、空を飛んでいる事が日常だったんです。
そんな飛行機の小窓から眺める空へ抱いた、僕の気持ちを歌詞にしました。
バラード調の曲を発表するのは初めてになると思います。ライブで披露するのが楽しみです。
──2ndシングル「この歌にかえて」のリリースで幕を開け、さらなる活躍が期待される2016年、「アーティスト・渡邊ヒロアキ」としての抱負、今後の目標をお聞かせいただけますか?
2016年は、「クールで大人な曲も発表したい!」と思っています。
甘いラブソングや、自分への葛藤をテーマにした曲も、実は旅しながら作ってたんですよ!(笑)
この旅した、2年間で吸収してきたことも生かしながら、イケてる曲をたくさん発表する2016年にします!!
まずは、5月に東京・吉祥寺で行われるライブを大成功させられるように、がんばります!!
2. ヒトカケラ
3. 空へ
4. この歌にかえて(Instrumental)
【CD情報】
シングル
徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売:2016.01.13
TKCA-74310
1,204(税抜)
CD購入
2. 君がいたから
3. この街に(instrumental)
4. 君がいたから(instrumental)
【CD情報】
シングル
徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売:2014.08.06
TKCA-74109
1,200(税抜)
CD購入
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シンガーソングライター / トラックメイカー
1991年8月6日生まれ。静岡県出身
音楽のルーツは、3歳からはじめたエレクトーン。コンクールやコンテストで精力的に活動。フュージョンとブラックミュージックにのめり込んだ10代は、エレクトーンと野球に熱中していた。
18歳で上京し、大学時代はゴスペルサークルに参加したり、ナイトクラブやライブハウスで活動。
2013年、大学4年生の春、avex max audition 2013で参加者16,766人の中から、ファイナリスト16名に選出。
2014年、日本テレビ系「ZIP!」 の人気コーナー「にっぽんわくわくキャラバン」に抜擢され、“日本全国を巡る歌の旅人”として人気急上昇。自身の誕生日の8月6日にシングル「この街に」で待望のメジャーデビューを果たした。
2016年1月13日に、2ndシングル「この歌にかえて」をリリースする。
ピアノ弾き語りにも挑戦し、今後の活躍が期待されている注目の新人。