今、若い世代のアーティストを続々と輩出しているサウスロンドン出身の新世代ギター・ヒーローとして注目を浴びるマルチプレイヤー&プロデューサーのトム・ミッシュ。同郷出身でありながら、異なる音楽的背景を持つ天才ジャズ・ドラマーのユセフ・デイズとの化学反応から生まれたコラボ作『What Kinda Music』が、遂に来週の4月24日にリリースを控える中、タイトル・トラック「What Kinda Music」以来のヴォーカル入りの新曲「Nightrider」をシングル・リリースした。この新曲にはFreddie Gibbsをゲストに迎えており、トム・ミッシュのヒット曲「It Runs Through Me feat. De La Soul」を彷彿とさせる、HIP HOP色のあるシングルとなっている。Freddie Gibbsを起用した経緯として、トムは、「誰にしようかユセフ・デイズと二人で話していた時、まだインストだったけど、ちょっとLAの爽やかな雰囲気があったから、Freddieが興味あってやってくれるかもって返信が来た時に『やった!彼しかいない!』って思ったんだ。いい味を加えてくれたよ」と語っている。
また、ユセフはこの「Nightrider」のレコーディングに関して「テープ機がたくさん置いてあって、直接テープに録音することが出来る、イギリス南部のイーストボーンに所在するアナログ・スタジオでレコーディングしたんだ。素晴らしいコンソールも置いてあって、暖かい、70年代っぽいアナログ・サウンドに仕上がるんだ。だからといって、決して70年代を再現したいわけではなく、新しい音にしたかったから、そういうレコーディング方法を取り入れながら、叩いているビートは新しいものを心がけた」とコメントしている。
「Nightrider」のミュージック・ビデオはアニメーション動画となっており、監督とアニメーションを手掛けたのはJack Brown。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界各国で外出自粛の動きが広がる中、トム・ミッシュは“Quarantine Sessions”(隔離セッション)と名付けた動画を、3月中旬よりほぼ毎週のようにシリーズで投稿しており、世界中のファンから「この自粛状況の中、最高のコンテンツだ!」「毎回楽しみにしているわ!どんどん続けて!」「このセッションの10時間バージョンを観たいくらいだ」「世の中がコロナで一色の中、癒しサウンドを提供してくれてありがとう」など、好評を博している。これまで、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」のカバー、ルーサー・ヴァンドロスの「Never Too Much」と2018年に亡くなったマック・ミラーの「What’s The Use」のマッシュアップ、そして先週には、サンダーキャットの「Them Changes」のカバーをアップしている。
<シングル「Nightrider」ミュージック・ビデオ>
<Quarantine Sessions – 「Them Changes」カバー>
<新作リリース情報>
アルバム『What Kinda Music』
2020.04.24 on sale
国内盤:UICB-1008/¥2,500+税
<アルバム『What Kinda Music』>
先行配信シングル試聴/アルバム予約リンク
https://caroline.lnk.to/misch_WKM
<国内盤アルバム・トラックリスト>
01.What Kinda Music
02.Festival
03.Nightrider (feat Freddie Gibbs)
04.Tidal Wave
05.Sensational
06.The Real
07.Lift Off (feat Rocco Palladino)
08.I Did It For You
09.Last 100
10.Kyiv
11.Julie Mangos
12.Storm Before the Calm (feat Kaidi Akinnibi)
13.Saddle ※
14.Tidal Wave Outro ※
15.Seagulls ※
16.What Kinda Music (Jordan Rakei Remix) ★
国内盤ボーナス・トラック4曲収録
(※-海外デラックスLP盤収録/★-デジタル・ボーナス・トラック)
<トム・ミッシュ&ユセフ・デイズ日本公式サイト>
https://carolineinternational.jp/tom-misch-and-yussef-dayes/
<バイオグラフィー>
【トム・ミッシュ】
南ロンドン出身のマルチプレイヤー/プロデューサー。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ディスコ等のジャンルを融合し、デ・ラ・ソウル、FKJ、マイケル・キワヌーカの他、日本では星野源ともコラボしている。2018に発表したデビュー・アルバム『ジオグラフィー』で、ここ日本でも大ブレイクを果たし、2019年のGREENROOM FESTIVALではトリを務め、今年はフジロックに初出演予定。
【ユセフ・デイズ】
新進気鋭のイギリスのジャズ・ドラマーであるユセフは、Giles Petersonが惚れたユニットYussef Kamaalの1人でありながら、兄弟とはアフロ・ジャズカルテットのUnited Vibrationsとしても活動。70年代のファンクからセネガルのパーカッションまで幅広く世に発信している。