1959年1月にアメリカ、デトロイトで設立されて以来、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5、スモーキー・ロビンソン、シュープリームス等のトップ・アーティストを輩出し続けるソウル・ミュージックの金字塔、モータウン・レコーズ。
2019年はモータウン・レコーズ設立60周年という記念の年。この周年を祝うべく、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーがグラミー賞2019の2日後の2月12日、「Motown 60: A GRAMMY Celebration」を開催。スティーヴィー・ワンダーやダイアナ・ロス、ボーイズⅡメンなど、モータウン・レコーズを代表するアーティストに加えて、ジョン・レジェンド、ペンタトニックス、NE-YOといったスターたちも出演した。この模様はCBSにて4月21日に放送される。
現地時間2019年2月10日に行われた第61回グラミー賞2019のオープニングに、ミシェル・オバマ元米大統領夫人がレディー・ガガ、ジェニファー・ロペス、ジェイダ・ピンケット=スミスとともにサプライズ登場。ミシェル・オバマがスピーチの最初に「モータウンのレコードから/ From Motown Record」と言った瞬間に会場は大歓声につつまれ、歓声が収まるまで25秒ほどかかるぐらいの大盛り上がり。その後に、「(出身地の)シカゴのサウス・サイドで擦り切れるほど聴いたモータウンのレコードから、この10年私を力づけてくれた女性のための応援歌の数々まで、音楽は常に私の物語を伝える手助けをしてくれました。そして今日ここにいる皆さんも、カントリー好きであれ、ラップ好きであれ、ロック好きであれ、音楽が尊厳と悲しみ、そして希望や喜びを分かち合う手助けをしてくれているのは同じだと思います。音楽は他者の意見を聞き入れ、受入れる機会を与えてくれます。音楽は歌声、音符、曲に詰まった物語それら全てに価値があります。そうでしょ、レディーズ?」とスピーチをし、会場は大歓声に包まれた。
このオープニングの模様はYouTubeでも公式動画が公開されており既に800万回以上再生されている。
*ミシェル・オバマのスピーチは5分00秒から
モータウンに影響を受けたと公言するミシェル・オバマはモータウンの楽曲を選曲したプレイリスト『Becoming Motown』も発表。昨年、自身の回顧録“BECOMING”を出版し、大ヒットを記録しているミシェル・オバマだが、今回のモータウンのプレイリストはこの著書と同様、彼女の人生を反映したプレイリストとなっている。
また、バレンタイン・デーに合わせてモータウンのラブ・ソングを集めたプレイリスト『Motown For Lovers』も公開となっている。
■ミシェル・オバマ プレイリスト『Becoming Motown』
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■プレイリスト『Motown For Lovers』
プレイリストURLまとめリンク
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