1988年10月21日、20歳の時に「ホレました」でデビューをし、「みれん酒」「ふたり傘」の大ヒットでNHK紅白歌合戦にも出場経験のある美人演歌歌手、石原詢子が今年デビュー30周年を迎え、3月21日、新宿区神楽坂にある赤城神社にて新曲のヒット祈願を行うと同時にデビュー時から所属のソニーミュージック本社があった新宿区の牛込警察署の一日警察署長を務めた。(ソニーミュージック本社屋は今年の2月で移転の為幕を降ろした)
艶やかな青い桜柄の着物姿で登場した石原は30周年の感謝の気持ちと来月発売の30周年記念曲「遥かな道」の大ヒットを願い所属レコード会社スタッフとともにヒット祈願が赤城神社本殿にて厳かに行なわれた。
その後、同神社内のセレモニーホールにて牛込警察署長の委嘱状交付式が行われ、会場に集まった約170名の観客に「最近は自転車と歩行者との事故も増えているため、どんな時も気を抜いてはいけないなと、自分自身を振り返るようになりました。ぜひ皆様も先程の交通安全講習を振り返って安全で健康な毎日を過ごしましょう!」と呼びかけた。
来場者おまちかねのミニコンサートでは、ペパーミントグリーン色の桜柄の着物に着替え登場し、大ヒット曲はもちろん、揖水流流派の師範代でもある得意の詩吟を盛り込んだ「明日坂(詩吟「宝船」入り)」も熱唱。30周年記念の新曲「遥かな道」への意気込みを「30周年を振り返った時にターニングポイントになった曲といえるよう、これから大切に歌っていきたいです。」と語ると、新曲の歌詞同様、30周年であっても道半ば、まだまだ真っすぐに歌手人生を歩みたいという自身の人生とも重ねたような熱唱で約5曲を歌いあげた。
まもなく4/11発売となる「遥かな道」はデビュー30周年曲で、これまでの歌手人生の中でもターニングポイントにはいつも支えてくださった恩師ともいえる作曲家の岡千秋先生にと石原詢子自らが依頼した意欲作となっている。
石原詢子は今日のイベントで「このデビュー30周年記念シングル第2弾は「遥かな道」という楽曲です。誰しも人生は良い時とそうでない時があります。そういった中で、ただひたむきに、ただひたすらに、遥かな道を私らしく生きてゆこうという前向きな人生の応援歌を唄います。」と、自身の歌手人生の更なる飛躍を誓うとともに、一日警察署長としてもこれからの歌手活動の中でも、交通安全の大切さを全国各地に伝えていくことを約束した。
予定されていた神楽坂パレードは雨で中止になったが、婦人警官の制服に着替え牛込警察署へ移動した後、感謝状を贈呈され、一日警察署長の任務を全うした。
30周年の今年、歌手人生30年の集大成となる「石原詢子デビュー30周年記念リサイタル」を9月5日東京中野サンプラザにて開催することも決まっている。
【石原詢子】詩吟揖水流家元の長女として生まれ12歳で師範代となる。1988年シングル「ホレました」で演歌のアイドル「エンドル」としてCBSソニーからデビュー。これまでに数々の賞を受賞し、大ヒット曲「みれん酒」、「ふたり傘」で2度のNHK紅白歌合戦出場を果たす。これまでにシングル39枚、アルバム38枚をリリース。2018年4月11日には30周年記念シングルとして「遥かな道」が発売される。