“ライブに生きる!!”アーティストたちが集結した、エイベックス主催のライブイベント「Livin’ on Live」が9月29日(金)に代官山SPACE ODDにて行われた。第1回目となるVol.1は【BAND編】と銘打ち、今後の音楽シーンを担っていくであろう新世代のバンドINTERSECTION、豚乙女、The 3 minutes、BuZZが出演した。
まず登場したのは、全員がまだ10代、ハワイ出身のミカ、カリフォルニア出身のウィリアム、ニューヨーク出身のカズマ、キューバ出身のケイレンの4人組のINTERSECTION。この夏にバンド名が発表されたばかりだが、爽やかなビジュアルと歌声を兼ね備え、インスタグラムを中心に早くも注目を集めている彼ら。この日はウィリアム以外の3人でのライブだったのだが、アコースティック形式でジャスティン・ビーバー「Love Yourself」、エド・シーラン「The A Team」のカバーを披露。英語(もちろんネイティブ)で「緊張しています」と挨拶しながら、柔らかな歌声、美しいハモを聴かせて会場を温かい雰囲気で包み込んだ。「The A Team」では、サックス、エレキギターも操る多才なスキルも見せ、「次はオリジナルソングの『Wonderland』です。ぜひ聞いてください」と、最後は爽快なポップチューンで盛り上げ、ますます今後の活動が楽しみになるステージを見せてくれた。
2番手には豚乙女が登場。2009年結成、2017年3月にメジャーデビューを果たしたばかりのランコ(人間)、コンプ(シロクマ)、パプリカ(ネコ)、ランコの姉(ウサギ)の4人で構成された、異色のクリエイティヴグループだ。「初めましての皆さんも盛り上げていきましょう!」と、「ラジカル少女」「髑髏」と、のっけからテンション全開! 観客たちも負けじとフロアで熱狂し、掛け合っていく。異色ゆえ「今日の楽屋裏はオシャレセレブが多くて半分動物である僕ら生物は馴染めません(笑)」(コンプ)と笑わせながら、デビュー曲「フルボッコ」など全5曲を披露して熱く盛り上げた。印象的だったのは、初めて豚乙女に触れたであろう人でも最後には身体を揺らしてしまう“巻き込み力”。“見た目とは裏腹の豚乙女の音楽の魅力は、ライブでこそより強く感じられる事を証明してみせた。
3番手は、名古屋発の5人組シンセポップロックバンドThe 3 minutes。Vo.やまのうえのりょうくんの「代官山、一緒に楽しんでいこうぜ!」の掛け声で「風林火山」「ナントカセンセーション」と、ライブバンドとして叩き上げられた激アツなステージでフロアを盛り上げる。観客たちも自然にハンドクラップで迎え、一体感を作り出していった。パンキッシュでめまぐるしく展開されるバンドサウンドの中にも、どの楽曲も耳さわりのいいキャッチーなメロディーが印象的で、さらに<夢をあきらめるな>といったどストレートなメッセージが目立つ歌詞。意外性のある彼らのエモさにどんどん惹き込まれていく。会場中タオルが回った「グルグルクルージング」、そして「東京でまた、この音楽を心から見てもらえることが僕らの夢です」という熱く思いを語りながら最後に届けた「Shiny Days」。その音楽と思いは観客たちの心へと深く刻まれたはずだ。
イベントのトリを飾ったのは、ヴォーカル5人とバンドメンバーによる9人組バンドのBuZZ。DA PUMP、三浦大知、w-inds.、Leadに続く期待のバンドで、2017年6月にデビューを果たしたばかり。音楽性もスタイリッシュさに溢れ、まさに“新世代”を感じさせる彼らは、1曲目「LOCO」のファンクなサウンドと、ハモ、ラップと鮮やかな5人のマイクリレーで彩り、会場を一気に華やかな雰囲気にしてみせた。「新曲をたくさん持ってきました!」と、「Hangover」「ビーナス」とダンスミュージックを続けて、5人の確固たるヴォーカルスキル+ワチャワチャ感、しっかり支えるバンドサウンドも相まって観る者を楽しくさせるステージ。観客たちと「超セクシー」と掛け合う「CHOO SEXY」、ラストのグルーヴィなパーティーチューン「Are U ready」まで、エンターテイナーっぷりが発揮されたパフォーマンスでフロアを盛り上げた彼ら。終了後、誰1人帰らない熱いアンコールが発生し、「まさかのアンコール、ありがとうございます! 楽曲ないんですけど……みんなで踊ろう!」と「ビーナス」を再びプレイ。会場を熱狂&多幸感でいっぱいにして初開催の「Livin’ on Live」を締め括った。
ジャンルレスで多彩、それぞれの無限の可能性も感じさせた「Livin’ on Live Vol.1」【BAND編】。開演前や転換時に「Livin’ on a Prayer」などのBon Jovi曲が流れ、“「Livin’ on Live」……なるほどね!”的なニヤリポイントもある本イベント、早くも第2回目の開催が決定! Vol.2は、【DANCE VOCAL WOMAN編】と銘打ち、10月20日(金)代官山ODDで開催。宮脇詩音、Def Willなどの出演が決定している。新世代を担うディーヴァたちの競演、ぜひ体感してください!
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<9/29(金)「Livin’ on Live Vol.1」セットリスト>
INTERSECTION
1.The A Team
2.Love Yourself
3.Wonderland
豚乙女
1.ラジカル少女
2.髑髏
3.白線
4.さる
5.フルボッコ
The 3 minutes
1.風林火山
2.ナントカセンセーション
3.6
4.グルグルクルージング
5.君が明日いた世界
6.新曲29号
7.Shiny Days
BuZZ
1.L.O.C.O
2.Hangover
3.ビーナス
4.CHOO SEXY
5.Are U ready
EN.ビーナス
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<INFORMATION>
■「Livin’ on Live Vol.2」開催決定!!
10月20日(金) 代官山SPACE ODD 18:30開場/19:00開演
出演:宮脇詩音(OPENING&MC) / 加治ひとみ / a-X’s(Aチーム) / Def Will / Yup’in
チケット料金:2,500円(税込) ※別途1DRINK必要
10月7日(土)AM10:00~ 各プレイガイドにてチケット発売開始!
■お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 http://sunrisetokyo.com/schedule/detail.cgi?id=1745
■Livin’ on Live 公式Twitter https://twitter.com/Livin_on_Live