やくしまるえつこが”人類滅亡後の音楽”をコンセプトにバイオテクノジーを用いて制作、音源と遺伝子組換え微生物で発表した作品『わたしは人類』。この作品は世界最大のメディアアートの祭典 アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZEグランプリを受賞、その後も森美術館や金沢21世紀美術館、YCAM、国立科学博物館など各地の美術館で展示されてきた。このたび、タイ出身のアーティスト/マンガ家”タムくん”ことウィスット・ポンニミットが『わたしは人類』をモチーフに描き下ろしたマンガ作品が、みらいレコーズ オフィシャルYouTubeチャンネルにて公開されることになった。このマンガは六本木ヒルズで行われた特別企画・やくしまるえつこ「わたしは人類:ミューテーションヒルズ」にて限定先行公開されていたもので、楽曲とともに『わたしは人類』の世界観を楽しむことができる。
【やくしまるえつこ『わたしは人類』(Manga: Wisut Ponnimit) 】
(*縦型動画:スマートフォンでは全画面表示でご視聴ください)
【やくしまるえつこプロフィール】
アーティスト兼プロデューサー、作詞・作曲・編曲家として「相対性理論」など数々のプロジェクトを主宰。ポップミュージックからエクスペリメンタルミュージック、アート、テクノロジー、文筆、ファッション、朗読とあらゆる領域を自在に横断し、一貫してインディペンデントでの活躍を続ける。2016年にリリースした相対性理論『天声ジングル』には坂本龍一、ジェフ・ミルズ、黒沢清、ペンギンカフェらから賛辞が贈られ、同アルバムを提げ、レコード会社にもプロダクションにも所属しないアーティストとして前代未聞の日本武道館公演「八角形」を実現。
自身のバンドやソロワークスの他にも、映画音楽からアイドルまで幅広いプロデュースワークや楽曲提供、インスタレーションや絵画作品、人工知能と自身の声による歌生成ロボや生体データ、人工衛星や遺伝子を用いた作品など多岐に渡る。
バイオテクノロジーを駆使し、音源と遺伝子組換え微生物で発表した作品『わたしは人類』で世界最大の国際科学芸術の祭典 アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZEグランプリを受賞、森美術館や金沢21世紀美術館、YCAM、国立科学博物館など各地の美術館で展示が行われた。金沢21世紀美術館で展示された『わたしは人類 (ver.金沢)』は、ポップミュージック/バイオアートで初めて同館のコレクション作品として収蔵されている。近作に相対性理論『調べる相対性理論』、やくしまるえつこ『アンノウン・ワールドマップ』、オーストリアの音楽家 クリスチャン・フェネスをfeat.して制作した “やくしまるえつこ「Human Is (feat. Fennesz)」”など。
http://yakushimaruetsuko.com/