10月20日(日) パシフィコ横浜 国立大ホールにて、「テイルズ オブ オーケストラコンサート2019~BRASS BAND EDITION~」が行われた。
今年で5年目の開催となる「テイルズ オブ オーケストラコンサート」。
今年は、「テイルズ オブ リバース」15周年、「テイルズ オブ グレイセス」「テイルズ オブ ザ レディアントマイソロジー2」の10周年を記念し開催された。
また、今回は初のブラスバンド編成となっており、数々の名シーンと共に今回も栗田博文の指揮の元、シエナ・ウインド・オーケストラの力強くも迫力のある演奏、二期会合唱団のしなやかなコーラスでオーケストラとはまた一味違う新アレンジにてオーディエンスを『テイルズ オブ』の世界に引き込んだ。
第1部では、周年タイトルである「テイルズ オブ リバース」、「テイルズ オブ グレイセス」の楽曲を中心に演奏。
「テイルズ オブ リバース バトルメドレー」ではストーリー進行順に演奏し、スクリーンの映像とともにゲームの世界観を表現。
「テイルズ オブ グレイセス メドレー」では、幼少期から青年期を異なる楽器を使い、ブラスバンド編成ならではのアレンジで会場を沸かせ、いつもとは違う雰囲気で会場を盛り上げた。
第2部では、「テイルズ オブ ザ レディアントマイソロジー」にてパスカ・カノンノを演じた工藤晴香、「テイルズ オブ ザ レディアントマイソロジー2」にてカノンノ・イアハートを演じた伊藤かな恵が登場。
「レディアントマイソロジー」のサウンドトラック内でキャラクターソングとしてカバーした楽曲をそれぞれ披露し、レコーディング以来初の生歌唱で会場は感動に包まれた。
また、人気企画でもある“みんなで歌おう企画”も復活。
今回は『テイルズ オブ』シリーズファンからも根強く人気のある「テイルズ オブ ディスティニー」のテーマソング「夢であるように」を全員で歌唱。
来場者限定特典フラッグとともに、会場は一体感に包まれた。
そして、本編最後の演目は、『テイルズ オブ』シリーズの作品に携わってきた作曲者である桜庭統がピアノ演奏で登場。
テイオケでの演奏は2017年度以来2回目となり、今回描きおろしキャラクターにちなんだタイトルの「ラスボスメドレー」を披露。
ピアノとキーボードを使い分け、迫力のある演奏でオーディエンスを魅了した。
来年『テイルズ オブ』シリーズは25周年を迎える。来年の開催もすでに待ち遠しくなるような感動の雰囲気に包まれ、鳴り止まない拍手の中、初のブラスバンド編成でのコンサートは大盛況で幕を閉じた。
写真クレジット:江藤はんな(SHERPA+)
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