2019年9月22日・23日の2日間にわたり開催された「DIVE XR FESTIVALsupported bySoftBank」に中国で絶大なる人気を誇る No.1 バーチャルシンガー洛天依(ルォ・テン イ)が出演した。
今回の公演は、洛天依にとって日本初上陸の公演となる。 洛天依は世界初の中国語ボーカロイドシンガーであり、中国でのデビュー以降、ユーザー と共にコンテンツを制作し、投稿されたオリジナル曲は 10,000 曲以上を超え、中国 No.1 バーチャルシンガーとして流行を追いかける若者の中でも絶大な影響力を持っている。 VOCALOID™音声合成、ホログラム投影、AR、リアルタイムモーションキャプチャーなど のテクノロジーを組み合わせ、次元の壁を打ち破り、業界の最先端を走り続け、今年 2019年には世界的ピアニスト・Lang Lang(ラン・ラン)との共演で最先端ホログラムを使用 したバーチャルとリアルの融合を果たした。また多くの中国の人気歌手とのコラボレーシ ョンで、誰もが驚く演出により数々の大型テレビ番組に出演しており、バーチャルシンガ ーとしては、日本ではまだ前例のない規模での人気を誇る、中国のスーパースターである。
今回開催された「DIVE XR FESTIVALsupported bySoftBank」はアニメ・ゲームのキ ャラクター、インターネット空間で活躍するバーチャルシンガー、VTuber(バーチャルユ ーチューバー)や AI たちが同じ空間に集結し、非日常的な世界を創りだす「“クロスオー バー型”のミュージックフェス」であり、洛天依以外にも、キズナアイさんをはじめ、富 士葵さんやミライアカリさんなど他にも多数の日本の人気の VTuber やバーチャルシンガ ーが出演し、2日間で約 14,000人を動員した。 ライブでは、中国での洛天依の代表的な楽曲「66CCFF」「千年レシピ」や、ニコニコ動画 の超人気曲「極楽浄土」をカバー、さらに日本初上陸を記念した日本語曲「T.A.O.」と2日目公演では「draw」を初披露した。 「T.A.O.」と「draw」については、あの「カゲロウデイズ」の原作者であり、史上初と なる 15 曲ミリオンを達成し、動画再生数 1 億回再生を超え、初の VOCALOID 殿堂入 りを達成した伝説のボカロ P でありマルチメディアクリエイターでもある「じん」が楽曲 提供したものである。さらに「draw」は、カゲロウプロジェクトの新スピンアウト企画 「カゲロウデイズ No.9」のテーマ曲を予定しており、今回はそのライブバージョンとし ていち早く披露することとなった。 「T.A.O.」については 10月18日に日本と中国で同時に楽曲配信を予定しており、さらに 同時に Music Video も解禁する予定となっている。
遂に本格始動を始めたバーチャルシンガー界の黒船ともいえる洛天依の今後の日本での活 動に、これからも目が離せなそうだ。
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