おニャン子クラブ・AKB・乃木坂・欅坂を生み出したヒットプロデューサー秋元康氏が、3日にトークアプリ「755」に1年ぶりに投稿し、話題の浜崎あゆみ自伝小説「M 愛すべき人がいて 」についてコメントした。
【秋元康コメント】
小松成美著「M-愛すべき人がいて-」を読んだ。暴露本と言われているらしいが、ノンフィクション作家小松成美が書いたものは一人の少女のサクセスストーリーの光と影だ。興味本位のものではない。「俺を信じろ」音楽プロデューサーは少女に言う。
2人は手を繋ぎ、時代の階段を一気に駆け上がる。同志だった2人はやがて恋に落ちる。その切ない思いが歌詞になり、多くのオーディエンスの共感を得て、少女は恋をする者たちの代弁者となった。
浜崎あゆみというスターがどう誕生したか?
「M-愛すべき人がいて-」は、生きることに不器用な少女が必死にもがいて夢を掴み、恋をして傷ついて、同世代のカリスマになるまでの独り言の記録なのだ。
2人の恋は、あの時代に生きたみんなの恋だったのかもしれない。
この投稿にユーザーからは
「本質を突いた感想」
「こんな恋をしたら素敵な歌書けるんですかね」
「バブル後でもキラキラしてた時代」
と賛同の声が挙がった。
同じく755内にて幻冬舎・見城徹も
「秋元さんが、文末に記した2行が胸を打ちます。
『2人の恋は、あの時代に生きたみんなの恋だったのかもしれない。』
とコメントを残した。
秋元康と松浦勝人。
同じヒットメーカーの心情がリンクした結果なのかもしれない。