にゃんぞぬデシが8月4日(日)に代官山・晴れたら空に豆まいてで、バイオリニストの斎藤ネコをスペシャルゲストに招いたワンマンライブ『お誕生日会』を開催した。
自身の21回目の誕生日当日に行われた自主企画イベントは2部構成となっており、1部はアコーステックギターの弾き語り。
たった一人でステージに登場したにゃんぞぬデシは「ようこそにゃんぞぬデシのお誕生日会に!」とあいさつし、君の心を観測したいという甘酸っぱい片思いを描いたラブソング「しろくま観覧車」で幕を開けた。
最初のMCでは、お昼の12:30の開演であることに触れ、「日曜日の朝に早起きして集まってくださったみなさんに元気を放出するので受け取ってください」と呼びかけ、タイトル通りにスキップしたくなるようなポップソング「スキップ」で明るく楽しいムードを届けた。続く、アーバンファンク「am:pm」では一転して、迫力ある歌声をフロアに響かせ、アルペジオによるフォークバラード「知らない人」やスタンダード性を湛えた壮大なバラード「8月のカーニバル」では終わりの予感がもたらす切なさをクリアーに歌い上げ、自然とクラップが沸き起こったカントリーポップ「サイド・ユー」では初恋の胸のときめきを感じさせる歌声となっていた。
力強さと繊細さを兼ね備えたヴォーカルのポテンシャルを感じさせるともに、ソングライターとしての幅の広さも感じさせる全6曲を熱演し、「また会いましょうね」という言葉を残し、一部は終了した。
10分間の休憩を挟み、にゃんぞぬデシからの「第2部を開演致します」という丁寧なアナウンスで始まった第2部のテーマは「セッション」。
まず、バイオリニストの斎藤ネコを呼び込み、二人で「決まってる」を演奏。純愛と狂気を行き来するようなミステリアスな調べに続いて、ピアノの宮野弦士とパーカッションの油布郁も加わり、斎藤ネコの主催イベントで一緒に演奏し、のちににゃんぞぬデシのミニアルバム『魔法が使えたみたいだった』に収録された「ネゴト」とアニメ「おこしやす、ちとせちゃん」のEDテーマ「泣く子も笑う」を4人で演奏すると一気に熱量と勢いが増し、観客からは大きな拍手が沸き起こった。
MCでは斎藤ネコとの出会いについて4章立てで説明。
2017年10月に多摩川で開催されたお祭りに出演していたにゃんぞぬデシのライブを斎藤が見たことがきっかけで交流がスタートし、同年12月29日に南青山MANDALAで行われた、毎年恒例の斎藤ネコ主催の忘年会で共演。
その後、斎藤ネコカルテットのライブにゲストヴォーカルとして参加。「昨年、二十歳になった時に初めてビールをご馳走してくれた人」であり、彼女にとっては、「ネコとお酒と音楽の先生」であるそう。
この日、3曲のセッションを終えたにゃんぞぬデシは、「齋藤ネコさんは12月29日の忘年会ライブと30日のレコード大賞、そして、31日の紅白歌合戦と毎年忙しくされている。わたしも年末の3日間続けてネコさんと過ごすと決めました」と決意を表明。斎藤ネコと来年のレコ大と紅白に出演することを約束した。
斎藤ネコを見送りながら、「本当に夢だったので、夢が実現する場面を見てもらえて嬉しいです」と感想を語ったあとは、3ピースの編成でムロツヨシと古田新太W主演のドラマ「Iターン」のOP曲で<ドキュンドキュン/バキュンバキュン>というキラーフレーズが繰り出される「勘違い心拍数」や<あなたのトキメキになりたい>という強い思いが破裂する「愛のある言葉」、偶然の出会いを求めて疾走するポップソング「偶然」で観客のクラップを誘発して盛り上げ、大人になることへの不安や戸惑いを閉じ込めたバラード「蒼い制服」で第二部を締めくくった。
アンコールでは「同じ空の下どころか」に続き、この日のために作ったという新曲でにゃんぞぬデシ流の人生賛歌「カラフル」を披露。
楽曲制作時に誕生日について考えていたそうで、「誕生日は個人のお正月のようなものだから、お正月に<おめでとうございます>って言うように、こっちがみんなにおめでとうって言いたい。みんな生きててよかったね。おめでとうございます」と語り、「嫌なことや大変なことはみんな、いろいろあると思う。それを忘れることはできないけど、長生きすれば薄まる気がするから、みんなで長生きしましょう。またにゃんぞぬデシのライブに遊びに来てください」と言うメッセージを伝え、最後は観客全員でクラップしながら、<ハッピーバースデートゥーユー>の大合唱となった。
終演後にはサプライズでバースデーケーキが登場。記念撮影後に「みんなの目を見て帰りたいと思います」と話し、観客一人一人としっかりと目を合わせてステージを後にした。
なお、にゃんぞぬデシはこの日も披露したドラマ「Iターン」のオープニング曲「勘違い心拍数」をデジタルシングルとして8/10(土)に配信リリース。
また、11月22日には、キャリア最大規模となる下北沢GARDENにて、ワンマンライブ「ネコの集会〜下北沢でいい猫(11月22日で“いい・にゃんにゃん”の日)フェスタ〜」を開催することも発表された。
※カメラマン:渡邊一生
【セットリスト】
【第1部】
M1 しろくま観覧車
M2 スキップ
M3 am:pm
M4 知らない人
M5 8月のカーニバル
M6 サイドユー
【第2部】
M7 決まってる
M8 ネゴト
M9 泣く子も笑う
M10 勘違い心拍数
M11 愛のある言葉
M12 偶然
M13 蒼い制服
EN1 同じ空の下どころか
EN2 カラフル(新曲)
【にゃんぞぬデシ LIVE情報】
にゃんぞぬデシ ワンマンライブ
ネコの集会 ~下北沢でいい猫フェスタ~
【日時】2019年11月22日(金)
【会場】 東京・下北沢GARDEN
【開場 / 開演】 19:00 / 19:30
【料金】 前売り:3,300円 当日:3,800円 ※ドリンク代別
★お友達割引★各プレイガイド一般発売で2枚以上まとめてご購入の場合、1枚あたり3,000円となります。
【チケットご購入・予約方法】
オフィシャル先行(整理番号A)
2019年8月4日(日)21:00~8月18日(日)23:59
受付URL:http://w.pia.jp/t/nyanzonudeshi-of/
にゃんぞぬデシ手売り(整理番号B)
各プレイガイド一般発売(整理番号C)
2019年8月24日(土)~ ぴあ、イープラス、ローソンチケット、LINE TICKET
【リリース情報】
にゃんぞぬデシ デジタルシングル「勘違い心拍数」
※テレビ東京 ドラマ24「Iターン」(毎週金曜深夜0時12分)のオープニングテーマ
(公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/iturn/)
8月10日(土)AM0:00発売
配信サイト:https://nyanzonudeshi.lnk.to/uxNJD
※iTunes Storeで予約受付中
【にゃんぞぬデシ プロフィール】
小学5年生の時、映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」に衝撃を受け、“エンターテイニャーになりたい”と衝動が発火。
中学2年生の時、ギターを購入し曲作りを開始。
高校2年生の時、下北沢mona records主催のオーディションでグランプリを獲得し、1stミニアルバム「はじめまして。17歳です。ハッピーエンド建設中。」をリリース。
19歳となった2018年、2ndミニアルバム「魔法が使えたみたいだった」をリリース。
何気ない日常から生み出される甘酸っぱい歌詞、1度聴いたら頭に居座る印象的なメロディー、猫もうっとりする澄んだ歌声が特徴。
【関連リンク】
にゃんぞぬデシ オフィシャルサイト: http://nyanzonudeshi.com/
Twitter: @nyanzoudeshi
Instagram: @nyanzonudeshi