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BATTLE BOYS「ebidence」シリーズ、フィナーレ! 全国選抜メンバーはそれぞれの夢へ

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7月7日(日)、東京・豊洲PITでHMV presents「BATTLE BOYS LIVE 2019~DREAMS COME TRUE~」が開催された。これはBATTLE BOYS 3rd STAGEの全国選抜がメインアクトを務め、各エリアの選抜メンバーやBATTLE KiDSらが一堂に会したもの。ゲストとしてSUPER★DRAGONやさくらしめじも出演し、2時間半に渡ってアツいステージを繰り広げた。

オープニングアクトとして登場したのは、真っ白な衣装で見事なダンスとボーカルを披露した10人組DAN⇄JYOだ。息の合ったパフォーマンスで会場を沸かし、その熱気をさっそくBATTLE BOYS全国選抜へとバトンタッチ。西日本選抜、東日本選抜に分かれて登場した彼らはそれぞれのエリアごとのメンバー名コールをレクチャーしながら、3月にリリースされた3rdシングル「With you With me」のダンスパートでオーディエンスとコミュニケーションを取っていく。会場が充分にあたたまったところでライブの開幕を高らかに宣言し、次なるグループを紹介。BATTLE KiDSは「Tomorrow」、そして総勢23名での「天然Boy!ドジっ子Girl!」を元気いっぱいに歌いきった。

次のゾーンでは、BATTLE BOYS地方選抜のパフォーマンスを連続で。トップバッターの東京は「Grab a chance」からスタートし、「Love me up」、「my soul」とどの曲でもイントロで歓声が上がっていて、その人気の高さを伺うことができた。福岡と沖縄は、それぞれの持ち味を生かした楽曲に加え、総勢9名のユニットとしてR&Bテイストの「Sexy Thing」も披露。名古屋は力強いギターサウンドが印象的な「Don’t Let Me Down」をエネルギッシュな歌とダンスで届けた。仙台はまず「真っ白な恋」の1フレーズをしっとりと披露し、エモーショナルに、ポップにと表情を変えながらオーディエンスを魅了。ラストの大阪は、アクロバティックなパーフォーマンスを取り入れながら全力でステージを展開し、短い時間ではあったが、それぞれのグループの特色をしっかりとアピールする内容となっていた。

AMEZARI -RED STARS-は、「デイジーワールド」、「AMEZARI最強No. 1伝説」、「100億のコトバをキミに」の3曲をメドレー形式で。エンターテインメント性高いポップなステージをオーディエンスと一緒にテンポよく作りあげていた。

イントロが流れるたびに悲鳴のような歓声が上がったのは、BATTLE BOYSによるスパドラメドレー。「Pendulum Beat」、「The Survivor」は13人での迫力あるダンスを全面に押し出し、「MIKAZUKI」は4人でしっかり歌に合わせた踊りで表情届ける。「リマカブロ」では17人がステージ狭しと駆け回ってアツいパーフォーマンスを繰り広げ、視覚的にも強烈な印象を残していった。「Untouchable MAX」の途中で突如音が止まり、ざわつく会場。次の瞬間、暗転した会場に迫りくる地鳴りから雷鳴のように空間を切り裂く爆音が場内に轟くと、ステージ上段にSUPER★DRAGONが登場した。「まだまだ声出せるだろ!」とオーディエンスを煽りながら「BAD BOY」で会場をひとつにし、「Ooh!Ooh!」ではしっかりと魅せる表現も。「PAYAPAYA」ではBATTLE BOYS総勢55人もステージに登場し、全員で”PAYAPAYA”しながら会場のテンションをマックスへと高めた。

BATTLE STREETはまず、「COUNTDOWN」のスマートかつスタイリッシュなダンスでオリジナリティーを表現。6月にLoppi・HMV限定でリリースされた「Show Time!!」では一転、笑顔いっぱいでフロアと向き合い、四つ打ちの低音が響く「Burn Burn Bumb」と個性豊かな楽曲を次々と披露。途中、武藤 潤から「今日をもってBATTLE BOYSを卒業し、これからは正式なユニットとして活動していきます。いつも応援してくださっている皆さんと、この先に待つもっと大きなステージへ一緒に駆け上がっていきたいと思います!」と告げると、会場からは驚きと喜びの拍手が沸き起こった。最後は、嬉し涙を輝かせながらの「Macanas.」。これからの活躍がますます楽しみになるような、晴れやかなエンディングだった。

次に登場したのは、さくらしめじ。ギター2本と2人の声が優しく響く「さんきゅう」を歌い始めると、会場を埋めた1700人が一斉に耳を傾ける。2曲めの「てぃーけーじー」では”えのきっず”たちと一緒にユニークな振り付けで会場を盛り上げ、最後はお立ち台での2人のギターバトルから始まる「でぃすとーしょん」でアーティスティックな一面もガツンと見せてくれた。彼らのライブを初めて見た人にも、かなり強烈な印象を残したのではないだろうか。

BATTLE BOYS全国選抜の10人は、ひときわきらびやかな衣装で登場。全身に自信と誇りを漲らせながら「ebidence」を歌い上げると、ここまでの道のりや未来を思う強い気持ちを刻むように「Sha na na」がパフォーマンスされた。また、メンバーを代表して長野凌大から「僕らEBiDAN研究生のBATTLE BOYSが、集大成としてこんなに大きなステージに立てている今日は新たな歴史の1ページ。これからも僕たちはそれぞれの夢に向かって一生懸命頑張っていきます。こうしていつもステージで踊っていられるのは、いろんな人のおかげ。僕達は今、世界で一番幸せです!」と伝えられると、泣いたり笑ったりしながらお互いを気遣いあっているメンバーたちに向け、会場からは長い長い拍手が寄せられていた。また、3rd STAGEは今日で終わりとなるが、本日終演後から4th STAGEがスタートすることを発表。全国選抜メンバーは幕張メッセで行われるEBiDAN THE LIVEで生発表されることもアナウンスされた。3rd STAGE全国選抜ラストの曲となった「With you With me」では、BATTLE BOYS地方選抜メンバーもステージに登場。エンディングにふさわしく、フロアには銀テープが華やかに降り注いでいた。

BATTLE BOYS全員がステージに揃ったということで、最後に歌うのはもちろん「LOVE MUSIC」。次なるステージへ向かうそれぞれの門出を祝うような、あたたかくてハッピーな景色が広がっていた。またフィナーレでは、AMEZARI -RED STARS-、SUPER★DRAGON、さくらしめじ、DAN⇄JYOのDANも再びステージへ。DANメンバーである髙松アロハ、岡田結都、大橋龍馬、桐山陽向、石田亮太の5人はBATTLE BOYSを卒業してDAN⇄JYOとしての活動に専念することも発表され、ユニットとしての活躍にも期待してほしいとの抱負が語られた。

ライブはこれで大団円かと思いきや、再びステージに現れたBATTLE BOYSの面々。秋に大阪選抜の東京・大阪ツアーが決定したことをサプライズ発表し、会場は再び大歓声に包まれていた。夢を夢で終わらせないためにも、変化や進化を恐れずに前進していく<BATTLE BOYS>達の活動に、今後もぜひ注目していこう。

文:山田邦子
カメラマン:笹森健一、小坂茂雄

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