ドゥービー・ブラザーズが25年ぶりとなるビーコン・シアターでのライヴを2018年11月15日、16日に行った。その内容は初期の名作『トゥールーズ・ストリート』、『キャプテン・アンド・ミー』の完全再現ライヴで、2CD,2CD/DVD,Blu-Rayで6月28日にリリースされる。(国内盤は2CD/DVDのみ)
このライヴは、ファンにとって、バンドがかつてパフォーマンスしたことがない、知る人ぞ知る名曲を観る機会となった。ショウは1972年にリリースされ、プラチナ・ディスクとなったセカンド・アルバム『トゥールーズ・ストリート』の10曲からスタート。「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」、「ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ」、「希望の炎」などが披露された。
続いては、1973年リリースのサード・アルバムの『キャプテン・アンド・ミー』。アルバム・チャート7位になり、ダブル・プラチナ・ディスクとなったこのアルバムから、「ロング・トレイン・ランニン」、「チャイナ・グローヴ」、「サウス・シティ・ミッドナイト・レディ」などが披露された。さらに、「ブラック・ウォーター」など3曲のアンコールでショウは終了した。
ドゥービー・ブラザーズはこの夏サンタナとともにツアーを行う予定。ドゥービー・ブラザーズは40年以上活動し、4,800万枚以上のセールスを誇り、4度のグラミー賞を受賞。5枚のトップ10シングルと、16枚のトップ40シングルの記録を持つ。
【リリース】
アーティスト:ドゥービー・ブラザーズ
タイトル:ライヴ・フロム・ザ・ビーコン・シアター
発売日:6月28日
形態:2CD+DVD
(輸入盤国内仕様、完全生産限定盤)(DVD、日本語字幕なし)
WPZR-30860/62
価格¥4,800+税
(DISC 1)『トゥールーズ・ストリート』完全再現ライヴのCD
(DISC 2)『キャプテン・アンド・ミー』完全再現ライヴ+アンコール3曲のCD
(DISC 3)ライヴ全編のDVD
アルバム予約・ダウンロード・ストリーミングはこちら
https://WarnerMusicJapan.lnk.to/DoobieBrothersLiveBTPu
<< 収録曲 >>
(Disc 1)
1. リッスン・トゥ・ザ・ミュージック.
2. ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ.
3. ママロイ.
4. トゥールーズ・ストリート.
5. コットン・マウス.
6. ドント・スタート・ミー・トゥ・トーキン
7. 希望の炎.
8. ホワイト・サン
9. ディサイプル
10. スネイク・マン
(Disc 2)
1. ナチュラル・シング
2. バンド・イントロズ
3. ロング・トレイン・ランニン
4. チャイナ・グローヴ
5. ダーク・アイド・ケイジャン・ウーマン
6. クリア・アズ・ザ・ドリヴン・スノー
7. ウィズアウト・ユー
8. サウス・シティ・ミッドナイト・レディ
9. イーヴル・ウーマン
10. オコーネリー・コーナーズ.
11. ユカイア.
12. キャプテン・アンド・ミー.
13. 君の胸に抱かれたい
14. ブラック・ウォーター
15. リッスン・トゥ・ザ・ミュージック(リプリーズ)
(Disc 3)
1. リッスン・トゥ・ザ・ミュージック.
2. ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ.
3. ママロイ.
4. トゥールーズ・ストリート.
5. コットン・マウス.
6. ドント・スタート・ミー・トゥ・トーキン
7. 希望の炎
8. ホワイト・サン
9. ディサイプル
10. スネイク・マン
11. ナチュラル・シング
12. バンド・イントロズ
13. ロング・トレイン・ランニン
14. チャイナ・グローヴ
15. ダーク・アイド・ケイジャン・ウーマン
16. クリア・アズ・ザ・ドリヴン・スノー
17. ウィズアウト・ユー
18. サウス・シティ・ミッドナイト・レディ
19. イーヴル・ウーマン
20. オコーネリー・コーナーズ
21. ユカイア
22. キャプテン・アンド・ミー
23. 君の胸に抱かれたい
24. ブラック・ウォーター
25. リッスン・トゥ・ザ・ミュージック(リプリーズ)
<ドゥービー・ブラザーズ>
1970年サンホセで結成(前身バンドは69年結成)。オリジナル・メンバーは トム・ジョンストン(G、VO)、ジョン・ハートマン(DS)、パット・シモンズ(G,VO)、デイヴ・ショーグレン(B)。70年にはレコード契約を結び、71年『ドゥービー・ブラザーズ・ファースト』でデビュー。72年のセカンド・アルバム『トゥールーズ・ストリート』より「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」がヒット。一躍注目を集める。73年のサード・アルバム『キャプテン・アンド・ミー』からは「ロング・トレイン・ランニン」がトップ・テン・ヒットとなり名実ともにアメリカン・ウェストコースト・ロックの代表グループとなった。75年にはスティーリー・ダンに在籍していたジェフ・バクスターが参加してトリプル・ギターとなる。しかし、77年にはトム・ジョンストンが脱退し、代わりにキーボード・プレイヤーのマイケル・マクドナルドが参加。彼の参加によって都会的な洗練されたサウンドをを持つバンドへと変身。78年の『ミニット・バイ・ミニット』からのシングル「ホワット・ア・フール・ビリーヴ」がグラミー賞のソング・オブ・ジ・イヤーに選ばれた。その後、洗練されたサウンドで活躍を続けたが82年に解散。フェアウェル・ツアーの模様は『フェアウェル・ツアー~ライヴ』で聴くことが出来る。89年には初期のメンバーを中心に再結成。アルバム『サイクルズ』『ブラザーフッド』をEMI/キャピトルよりリリース。2000年以降も精力的に活動を続けている。
Photo – Mark Weiss