2007年にcutting edgeからメジャーデビューしシングル2枚、ミニアルバム2枚、アルバム4枚を発売し、その後インディーズでの活動を経て、10周年記念のベストアルバムをエイベックスでリリースし、その後自主レーベルでの活動に戻り、LIVEを中心とした活動をし続けてきたMASHが平成最後のLIVE「たった16小節の夢」を2019年4月29日(月・祝)に彼の地元である愛知県の名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)にて実施した。
地元のファンだけではなく各地から詰めかけた熱気のある円形状のホールの中央に登場したMASHがまず解き放った1曲目はメジャーデビュー曲でもある「みなぎるパワー」。その後、「ヒーロー」「A Perfect World」と続き、MCでは、「平成最後のライヴとなりますが、みんな楽しんでる!!」と話し、一体感を早くも感じさせる。
ここから「夢追いの地図をひろげて」「青春」とcutting edge時代の名曲が続き、中盤では実在の弟をテーマにした「ゆうじ」をお客さんの名前で歌ったり、七夕をテーマした「七月六日」やタイアップソングの「青空」、初期の名作である「稲穂」などを一気に歌い上げる。
本編最後には、今回のライヴタイトルでもある「たった16小節の夢」を披露し、魂の歌が会場全体に響きわたり観客から大歓声があがりつつ、涙する多くのファンがいた。
アンコールは、「笑顔が似合う人」でスタートし、ベストアルバムに収録されていた「Lovers」を本気で歌唱し、最後はなんとマイクもギターも電気を通さずアカペラとアコースティックギターのみの本当の生の「僕がいた」で大団円を迎える。全20曲約2時間余りのワンマンライヴはとにかく彼の声と本気の歌詞が心にまっすぐに届く歌がいろいろなものを浄化させてしまうような感慨に浸る内容であった。
また、この日のサプライズとして、avex traxから7月10日に10年ぶり3枚目のシングルを発売することを「久しぶりにエイベックスからシングルをリリースします、しかも、その日はご僕が30代最後の日となるので、令和もみんなよろしく!!」とMCで話され、そして、このシングルの発売を記念したリリースツアーを名古屋、京都、アメリカ、東京で実施することも決定しており、今後の活動が非常に楽しみである。
Live Photo by Kanji
◆HP
◆今後のLIVE予定
6/16(日)名古屋・今池TOKUZO
6/29(土)京都・紫明会館
7/15(月)Portland Roasting Coffee
8/03(土)東京・三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON
◆SNS
ツイッター:MASHSTAFF05
インスタグラム:jyounetsunobaka