広島県・広島港 広島国際フェリーポートにてSTU48の船上劇場「STU48号」が、グループ結成から2年の時を経てついにオープン。船の就航を記念して、岸壁では就役式(セレモニー)を⾏い、その後STU48号内のSTU48劇場にて『GO!GO! little SEABIRDS!!』初⽇公演を開催した。
「STU48号就役 お披露⽬セレモニー」 レポート
お天気に恵まれ、⻘空が広がる中、沖からSTU48号が⽩い波を⽴てながら、広島港・広島国際フェリーポートの岸壁に⼊港。STU48号の屋上デッキには”STU48”と書かれたフラッグを掲げた岡⽥奈々を中⼼に、STU48メンバーが⽴ち、⼤きく⼿を振って、船上劇場が初⽇を迎えた喜びをアピールしていました。その後、代表6名(今村美⽉・岡⽥奈々・瀧野由美⼦・福⽥朱⾥・藤原あずさ・⽮野帆夏)とその他のメンバーを合わせて27名が就役式に出席。代表の6名はステージに登壇し“STU48”フラッグを⼤きく3回振り、ご来賓の⽅々へフラッグを受け渡しました。
その後、STU48キャプテンの岡⽥奈々がグループ結成からの2年間を振り返りながらスピーチ。「私にとってSTU48は初⼼を思い出させてくれる⼤切な居場所であり、ここ瀬⼾内は私にとっての第⼆の故郷です。今⽇、この⽇からSTU48は、念願であった船上劇場 STU48号の出航、という⼤きな⾨出を迎え、本当の意味でのスタートラインに⽴ちます。これからも瀬⼾内のみなさまの、誇りであれるよう、⽇本全国、そして世界に愛されるグループとなるためにメンバー⼀同精進していきます。 」と感謝の気持ちを込めながら、ずっと待ち望んでいた今⽇この⽇の喜びを語りました。その後、来賓祝辞として、国⼟交通省 国⼟交通審議官藤⽥耕三⽒、広島県 県知事の湯﨑英彦⽒からお祝いのお⾔葉を頂戴いたしました。
その後⾏われた囲み取材で、今⽇という⽇をどんな想いで迎えましたか?という質問に、STU48・キャプテンの岡⽥奈々は「⼆年半この船を待ち続けてきましたが、たくさん延期を重ねていろんな困難はあったりもしたのですけど、メンバーとファンの皆さんの中でたくさんの絆が⽣まれて、⾃分⾃⾝も成⻑できましたし、(船の完成を)待っている間は本当に楽しかったです。今⽇はSTU48の新しい歴史の幕開けだと思うので、ここから新しいスタートを切って、全⼒でみんなで⾜並み揃えて頑張っていきたいです。」と話しました。
「GO!GO! little SEABIRDS!!」初⽇公演レポート
ACT 1 〜 AKB48 Song 〜
開演前、メンバーから注意事項のアナウンスが放送されたあと、汽笛の⾳が鳴り響き、波の⾳がすると、ゆっくりと会場が暗くなります。ステージのスクリーンには瀬⼾内海を進むSTU48号やレッスンを受けているメンバーが映っています。会場後⽅からは、瀬⼾内海の柔らかい波をイメージした⽔⾊の幕が舞台に向かって客席のお客様を包みこみ、まるで海の中にいるかのような感覚に。波の⾳と⼀緒に、STU48メンバーの「⾶べるかな?」「⾶べるよ!」という声が。会場には『瀬⼾内の声』が流れています。幕が引くと、ステージにはキラキラしたスパンコールやパールがついた⾐装を⾝にまとったメンバーたちが。「⾶んでみようよ!」というメンバーのセリフをきっかけに、瀬⼾内らしい優しい雰囲気が⼀気に変わり、ステージはSTU48のSHOW TIME!激しく、そして妖艶なダンスをステージいっぱい使って披露。その流れのまま、AKB48のシングルヒットメドレーへ!『フライングゲット』『ヘビーローテーション』を元気に披露したあと、『⾵は吹いている』をクールな表情でパフォーマンス。その後、
今村美⽉の歌い出しで『365⽇の紙⾶⾏機』をしっとりと歌い上げたあと、『恋するフォーチュンクッキー』の曲に合わせて、メンバー⼀⼈⼀⼈が⾃⼰紹介をしました。⾃分⾃⾝のキャッチフレーズを織り交ぜたり、ファンの皆さんとの掛け合いを楽しんでいました。その後、「瀬⼾内Blue」と題し、海の中にいるような気分になるダンスパフォーマンスを披露。
ACT 2 〜 海 Song 〜
メンバーの後⽅に現れたのは、サックスを持った瀧野由美⼦。サックスが奏でる⾳をきっかけに岡⽥奈々の歌い出しから始まるのは「島唄」。そこから誰も想像しなかった、ACT2の“海 Song”のカバーソングコーナーがスタートしました。美しい歌声が奏でられたあとは、甲斐⼼愛の和やかなウクレレの演奏がきっかけで始まった『亜⿇⾊の髪の⼄⼥』。会場内が和やかな空気に包まれた後は、ミラーボールが回るアップテンポナンバー『め組の⼈』へ。ダイナミックなダンスと、客席との掛け合いで、会場の熱量もアップ!その後はノスタルジックな雰囲気と共に兵頭葵のピアニカの演奏もあった『瞳を閉じて』、『街の灯り』では中村舞のバレエが披露され、『海へ来なさい』ではメンバー全員が登場し、2ndシングルの表題曲『⾵を待つ』を披露し、メンバーの個性が光る演出となりました。
ACT 3 〜 STU48 Song 〜
MCの後、藤原あずさによる会場とのコールアンドレスポンスへ。公演のタイトルである「GO!GO! little SEABIRDS!!」にちなんだコールをし、⼀気に会場も盛り上がったところで、ACT 3となる“STU48 Song”へ。今⽇の⽇のことを歌っているかのような『出航』、『STU48 瀬⼾内ver.』『ペダルと⾞輪と来た道と』『制服の重さ』と、ノンストップでSTU48の楽曲でのメドレーを繰り広げ、その後は本公演のオリジナルダンスナンバー
『KO・BU・SHI Spirit!』。全⾝を使ったダイナミックなパフォーマンスの後は、『瀬⼾内の声』の⼀⼈⼀⼈による挨拶をしました。この初⽇公演に向けた思い思いの⾔葉がメンバーから話されました。瀧野由美⼦は、「みなさん、たくさん瀬⼾内に、この海に、そして私達にまた会いにきてください」と想いを込めながら語り、STU48キャプテンの岡⽥奈々は、「⽬の前のことをひたむきに⼀⽣懸命頑張れるSTU48が⼤好きです。」と、STU48というグループへの熱い想いを話しました。メンバーの⾔葉のあとは、瀧野由美⼦とメンバーの「STU48!」というコールをきっかけに『夢⼒』が披露されました。その後、STU48デビューシングル『暗闇』を披露し、セカンドシングル『⾵を待つ』のカップリング『原点』を⼒いっぱいパフォーマンス。歌詞の最後にもある「LALALA…」を会場のお客様と⼀緒に歌い、その流れで『瀬⼾内の声』(instrumental ver.)に乗せて、公演本編が終了しました。
クレジット【©STU】