USパンクロック・シーンの重鎮、バッド・レリジョンの17枚目となるニュー・アルバム『エイジ・オブ・アンリーズン』(国内盤リリース:2019年5月15日)より、先行トラック「ドゥー・ザ・パラノイド・スタイル」が配信スタート。
「ドゥー・ザ・パラノイド・スタイル」はバッド・レリジョンらしい政治的なメッセージを含んだファストなナンバー。
アメリカの政治史家であるリチャード・ホフスタッターの著書である「アメリカの反知性主義(The Paranoid Style in American Politics)」(1964年)からインスパイアを受けているという。Music VideoはDan Fusselmanによるディレクションで、ミッド・センチュリーのアメリカン・プロパガンダ映画の影響を受けている。
Bad Religion – “Do The Paranoid Style”
ギタリストおよび共同楽曲制作者であるブレット・ガーウィッツは以下の様に語っている。
「非主流が彼らの問題そのものを謎の圧力のせいにしているとき、それは妄想だ。しかし彼らが権力を持った人たちが同じ事をするのは、それは妄想ではない。それは反対勢力を非合法化するやり方であり、それが権威主義ということなのだ。」
『エイジ・オブ・アンリーズン』は、約6年ぶり17枚目の新作で、カルロス・デ・ラ・ガルサ(Jimmy Eat World、Paramore他)の共同プロデュース。
現代の社会が抱える様々な問題、人種差別、トランプ政権問題、中流階級崩壊、コリン・キャパニックの抗議等をテーマにした世界に対する警告であり、きわめてアグレッシブな作品に仕上がっている。
■アルバム情報
ニュー・アルバム『エイジ・オブ・アンリーズン』
2019年5月15日リリース!
収録曲
- Chaos From Within -ケイオス・フロム・ウィズイン https://youtu.be/clI_8HnCGVo
- My Sanity – マイ・サニティ
- Do The Paranoid Style – ドゥー・ザ・パラノイド・スタイル
- The Approach – ジ・アプローチ
- Lose Your Head – ルーズ・ユア・ヘッド
- End of History -エンド・オブ・ヒストリー
- Age of Unreason -エイジ・オブ・アンリーズン
- Candidate – キャンディデイト
- Faces of Grief – フェイセズ・オブ・グリーフ
- Old Regime – オールド・レジーム
- Big Black Dog – ビッグ・ブラック・ドッグ
- Vandals – ヴァンダルズ
- Since Now – シンス・ナウ
- What Tomorrow Brings – ワット・トゥモロウ・ブリングス
Japan bonus tracks
- The Kids Are Alt-Right – ザ・キッズ・アー・オルト・ライト