奄美大島在住の2人組ユニット、カサリンチュが自身初となる野外での主催イベント「ハブアナイスデイin AMAMI 2018」を出身地であり現在も住んでいる奄美市笠利町にあるOUTDOOR SPACE KOYAにて開催、島外からのゲストとして関取花、DEPAPEPE、NakamuraEmiらが出演した。
このイベントはカサリンチュが今年の7月から開催していた対バンツアー「ハブアナイスデイ2018」のスーパーファイナルとして企画されたもので、対バンツアーでご一緒したアーティスト達を彼らの地元・奄美大島でしかもユニット名の由来にもなっている“笠利町”に招き主催フェスとしして開催したイベント。
運営は、地域の有志で結成された「ハブアナイスデイ実行委員」で行い、会場の装飾や設営までもボランティアスタッフがメインとなって企画から関わり、地元の名産などが集まったフードエリアや、お子様連れでも来れるようにと、風車作りやハト笛講座、シャボン玉など子供たちが遊べるキッズエリアを設けたり、奄美大島らしさがあふれるイベントとなった。
野外に設置されたステージは海が臨める絶景スポット。DEPAPEPE、関取花、NakamuraEmi、次々と登場するアーティストたちは抜ける景色をバックに楽しさ全開のパフォーマンスを披露、主催のカサリンチュはトリで登場し、「今日はこんなに沢山集まってくれてありがとう、このイベント開催の為にご協力いただいたボランティアスタッフの方々にも感謝しています!」と改めて開催できる喜びと感謝を語り、本編で8曲、アンコールでは宇宙兄弟10周年記念ソングとなった新曲『満月』を披露するなど渾身のパフォーマンスで満員となった観客の声援に応えた。最後にはこの日出演したオールラインナップでイベントタイトルにもなっている『ハブアナイスデイ』をコラボセッションを披露、奄美のイベントらしく郷土芸能である「六調」を皆で踊りイベントを締めくくった。
当日は好天にも恵まれ、用意していたチケットが売り切れるなど大盛況のイベントで幕を閉じた。
カサリンチュは12月2日から10月に発売した4枚目のアルバム「カサリズム4」を引っ提げたライブツアー「あなたの笑顔にやめとま感謝祭2018」を開催、全国9都市を駆け巡る。
今後の活動にも注目していきたい。
【イベント概要】
カサリンチュpresents ハブアナイスデイ2018 in AMAMI
出演者:カサリンチュ/関取花/DEPAPEPE/NakamuraEmi ※50音順
公演日:11月23日(金・祝) OPEN 11:00 START 13:00
会場:奄美市笠利町 ばしゃ山となり ケンムン村内 OUTDOOR SPACE KOYA 野外特設ステージ
<YouTube>
『満月』Music Video(第1部)
<CDアルバム情報>
「カサリズム4」
発売日:2018年10月10日
【収録内容】
[CD]
- Opening~ASIVI~
- 農機Good!
- 筆オロジー
- それ以外も愛してる
- モーニングバード
- 満月
- きのう、今日、あした(Album Version)
- ∞(エイト)
- 迷言
- てな風に考えちゃって
- はじまりのうた
- Sunrise Road
- ここメジナ釣れる
- ハブアナイスデイ
[DVD](初回生産限定盤のみ)
MUSIC VIDEO
1.セーターと三日月
2.あと一歩(カサリンチュ×宇宙兄弟)
【全国ツアー】
カサリンチュ全国ライブツアー2018「あなたの笑顔にやめとま感謝祭2018」
12月2日 (日)仙台:enn 3rd
12月7日 (金)東京:duo MUSIC EXCHANGE
12月9日 (日)札幌:COLONY
12月15日(土)岡山:MO;GLA
12月16日(日)広島:Live Juke
12月23日(日)福岡:Gate’s 7
12月24日(祝)鹿児島:キャパルボホール
12月28日(金)名古屋:B.L.Cafe
12月29日(土)大阪:イエスシアター
<プロフィール>
2010年、ミニアルバム「感謝」でメジャーデビュー。「あなたの笑顔」がJA共済CMソングに起用され、その後も「New World」 が人気TVアニメ「宇宙兄弟」のEDテーマに抜擢されるなど、映画主題歌やCMソングも手掛けている。カサリンチュ =「 笠利の人」 という意味。
鹿児島県奄美大島笠利町在住のヴォーカル・ギター担当のタツヒロ、ヒューマンビートボックス・ヴォーカル担当コウスケからなる2人組ユニット。タツヒロの何処までも抜けていく優しいヴォーカル、コウスケの土の匂いのするアーシーなヴォーカルというキャラクターの違う声で二人ともメインヴォーカルを取るという、世界でも類を見ないユニークなスタイルで音楽を作り上げている。
高校の同級生だった二人。東京での生活を経て、島に帰郷。友人の結婚式で2人で歌ったことをきっかけとして、ユニットを結成。二人だけで行われるライブは、その独特なスタイル、ヒューマンビートボックスの圧倒感、そしてタツヒロのヴォーカルによって、初めて見るオーディエンスをも惹きこむパワーを持つ。