2000年代の大ヒットJ-POPの数々を収録したDJ和のMIX CD「ラブとポップ ~好きだった人を思い出す歌がある~ mixed by DJ和」が、昨年8月の発売以降、発売から13カ月を経て35万枚突破。オリコン62週連続TOP30入りとなり、MONGOL800「MESSAGE」の持つ58週連続(2001/9/24~2002/10/28*)(*オリコン調べ)を抜いてCD史上最大ロングヒット記録を樹立。
そんな中、「ラブとポップ」の大ヒットを記念し、一夜限りの青春フェス「ラブとポップ フェス」が10月23日に開催。アルバム収録アーティストからサスケ、D-51、前田有嬉 (ex.Whiteberry)、アンダーグラフ、nobodyknows+、キンモクセイと豪華アーティスト6組の参戦に加え、アルバムの顔である広末涼子もスペシャルトークゲストとして参加。各アーティストが次々と登場し全16曲を2時間半にわたって披露。一夜限りの忘れられないプレミアムな豪華フェスを、EX THEATER ROPPONGIに集った900名が楽しんだ。
トップバッターはイベントのオーガナイザーでもあるDJ和。イベントタイトルにもなっている「ラブとポップ」時代の楽曲を中心に、B’z「ultra soul」、FLOW「GO!!!」、BUMP OF CHICKEN「天体観測」など時にジャンプをしたり、タオルをまわしたり、腕をふりあげたりとオーディエンス共に楽しみながら楽曲をつないでいく。「みなさん、歌っていいですよ!」と和がオーディエンスに声をかけるシーンもあり、会場は歌声に包まれていく。パフォーマンス後、イベントMCのサッシャが「こんな汗かくDJひさしぶりにみたわ」と思わずこぼしてしまうほど、全身を使ったDJプレイでオーディエンスの熱量を一気に上げた。幕間のトークパートでは「僕は今年で32歳なんですけど、同じ年代の人達の青春が詰まった2000年代前半の音楽をミックスしました」と「ラブとポップ」のコンセプトを語った。
またそのCDを強く印象付けたジャケットについて話が及ぶと、MCのサッシャに呼び込まれ「ラブとポップ」のCDジャケットを飾った広末涼子が登場。早速の登場に会場がどよめく。その後のトークでは「お話をいただいたときに「私が表紙をしていいの?」って聞いたんですけど、その時に「(2000年代に青春を過ごした人は)だいたい広末世代ですから!」と背中を押していただいて」とジャケット写真撮影の話をもらった時のエピソードなども披露。CDに収録されている楽曲で思い出のある曲はという質問には「(椎名)林檎ちゃんとかCrystal Kayちゃんとか大好きでずっと聴いてました。カラオケでも歌ったり、歌は大好きなので、あ、でも自分の曲は歌いません!」とオーディエンスの笑いを誘うと「ここから楽しみですね。皆さんと一緒に楽しませていただきます。」と繰り広げられるライブに期待を寄せた。
ライブパートのトップバッターを飾ったのはサスケ。1曲目からデビュー曲であり、彼らの代表曲でもある「青いベンチ」を披露し、前奏から会場が暖かい手拍子に包まれる。サビの「この声が枯れるくらいに~」ではオーディエンスの歌声が会場を包んだ。「1曲目なのにエンディングのようなボルテージありがとうございます!」とオーディエンスに声をかけると、その後も笑いも交えMCでも会場を沸かせつつ、次にデビュー曲のカップリングとして収録されストリートライブでもずっと歌ってきたというストレートなラブソング「キセキ」を披露しステージをあとにした。
次に登場したのは2000年代Whiteberryのボーカルとして活躍した前田有嬉。「みなさん、こんばんは前田有嬉です!」と第一声を発して披露したのはWhiteberryのデビュー曲「YUKI」。オーディエンスも手拍子で応える。その後、ソロデビュー曲でもある「僕たち結婚するんだ。」を、そして「知ってる人は是非歌ってください!」とヒット曲「夏祭り」を披露した。
続いてアンダーグラフがステージに登場。デビュー曲であり代表曲でもある「ツバサ」、そしてTVアニメ「弱虫ペダル」のED曲にもなった「風を呼べ」を披露。MCでは「15年前に共同生活をしてたときの四畳半の部屋で作った曲がこんなにみんなに渡ってくれるようになるとは思っていませんでした」と当時の様子を振り返った。そして最後に山形国際ムービーフェスティバルのテーマソングとして制作された「まだ見ぬ世界を映しながら」をパフォーマンス。この15年歩みを止めず活動を続けてきた彼らの最新曲で締めくくった。
そんな彼らのパフォーマンスを受け、アンダーグラフと同様にこの15年間歩みを止めず走り続けてきたD-51がステージに登場した。さっそく1曲目から彼らの代表曲でもある「NO MORE CRY」をパフォーマンス。サビでは会場を「NO MORE CRY」の大合唱が包み込む。何年の時を経ても、音楽が鳴り出したらすぐに歌える楽曲の強さを改めて感じさせられた。そんな彼らが2曲目に選んだ曲は今年NHKみんなのうたとしてOAされた「忘れないよ」。デビューから15年の時を経た今の彼らが、子供を持つ親世代の気持ちをストレートにつづった楽曲だ。力強くやさしい歌声が会場をしっかりと包み込む。そして最後にTVアニメ「ONE PIECE」のOPにもなった「BRAND NEW WORLD」で会場を盛り上げた。
続いて今年10年ぶりに活動を再開したキンモクセイがステージに登場。代表曲「二人のアカボシ」にはじまり、2002年にそれぞれリリースされた「車線変更25時」「さらば」を披露した。曰く「(仕事の)スケジュールと、心のスケジュールが合って」叶った再結成。今後の活動にも期待がかかる。またトークパートでは、ボーカル伊藤がヴィレッジヴァンガードで展開された「ラブとポップ」に楽曲が収録されていることをきっかけに家族内で娘からの評価があがったというほほえましいエピソードも披露した。
そしていよいよ迎えたラストのステージをnobodyknows+が飾った。「Hero’s Come Back!!」で登場し、コールアンドレスポンスなども巻き起こしながら会場のボルテージをどんどん上げていく。そして代表曲「ココロオドル」のイントロが流れると会場の盛り上がりはピークに。「みんながこの曲で盛り上がっていたあの頃から、俺たちはずっとずっとこの曲を歌いつづけて、だからこの曲でみなさんあの頃を思い出してもいいけど、“今”を楽しもう!盛り上がっていきましょう!」というMCが物語るとおり、ココロオドルはオリジナルから最新版のREMIXバージョンに移行し、最新のnobodyknows+で大いに会場を揺らした。イベントを締めくくるイマイケサンバのパフォーマンスにオーディエンスも残るエネルギーをすべて振り絞り応え、熱狂の中、ライブパートは幕を下ろした。
終演後、広末涼子も再度登場しオールキャストがそろう中、イベントは大団円を迎えた。DJ和の「僕も絶対この日は忘れないなと思いました。本当にエモい一日だったなと思います。」という言葉の通り、見に来たオーディエンスの感情を揺さぶる特別な一夜になったのではなかろうか。
カメラマン:西槇太一
<イベント内容>
「ラブとポップ フェス ~好きだった人を思い出す歌がある~」
(日時・場所):2018年10月23日(火)開場18:00/開演19:00 EX THEATER ROPPONGI
(出演):DJ和、サスケ、D-51、前田有嬉 (ex.Whiteberry)、アンダーグラフ、nobodyknows+、キンモクセイ
(スペシャルトークゲスト):広末涼子
(MC):サッシャ
ラブとポップフェスセットリスト
【DJ和】
【Special Talk 広末涼子】
【サスケ】
M1 青いベンチ
M2 キセキ
【前田有嬉】
M1 YUKI
M2僕たち結婚するんだ。
M3 夏祭り
【アンダーグラフ】
M1 ツバサ
M2 風を呼べ
M3 まだ見ぬ世界を映しながら
【D-51】
M1 NO MORE CRY
M2 忘れないよ
M3 BRAND NEW WORLD
【キンモクセイ】
M1 二人のアカボシ
M2 車線変更25時
M3 さらば
【nobodyknows+】
M1 Hero’s Come Back!!
M2 ココロオドル〜ココロオドルRemix〜イマイケサンバ
【Ending. 広末涼子+出演者全員】
「ラブとポップ ~好きだった人を思い出す歌がある~ mixed by DJ和」は2017年8月9日の発売後、オリコンアルバムデイリーランキング最高1位*(2017年9月18日付 オリコン調べ)、J-POP コンピMIX CD史上初となる第32回日本ゴールドディスク大賞 企画アルバムオブザイヤーを獲得し、発売以降62週連続オリコンTOP30入りのCD史上最大ロングヒット記録を更新。
CDはすでに35万枚を突破する自身最大のヒットを記録。いまも連日大量注文が続いており、DJ和のCDシリーズ累計セールスは150万枚を突破した。20代~30代を中心に“あの頃を思い出して涙する”と話題の「ラブとポップ」。広末涼子がジャケットを飾るCDパッケージも人気となっている。
■DJ和商品情報
「ラブとポップ ~好きだった人を思い出す歌がある~ mixed by DJ和」
2017年8月9日(水)発売
価格2,000円+税 / AICL 3379 全36曲収録 official HP : j-popper.jp
○収録決定楽曲……………………………………… 全36曲収録。
- Every Little Thing「fragile」
- DA PUMP「if…」
- Aqua Timez「千の夜をこえて」
- ORANGE RANGE「花」
- RIP SLYME「One」
- CHEMISTRY「PIECES OF A DREAM」
- Crystal Kay「恋におちたら」
- アンダーグラフ「ツバサ」
- サスケ「青いベンチ」
- 蓮井朱夏「ZOO~愛をください~」
- 光永亮太「Always」
- キンモクセイ「二人のアカボシ」
- ASIAN KUNG-FU GENERATION「君という花」
- サンボマスター「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」
- Whiteberry「夏祭り」
- NANA starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」
- YUKI「ドラマチック」
- センチメンタル・バス「Sunny Day Sunday」
- ガガガSP「卒業」
- RIZE「Why I’m Me」
- nobodyknows+「ココロオドル」
- 麻波25「SONS OF THE SUN」
- DJ OZMA「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」
- 倖田來未「Butterfly」
- D-51「NO MORE CRY」
- 木村カエラ「Butterfly」
- REIRA starring YUNA ITO「ENDLESS STORY」
- 河口恭吾「桜」
- 元ちとせ「ワダツミの木」
- ZONE「secret base ~君がくれたもの~」
- 花*花「さよなら大好きな人」
- YUI for 雨音薫「Good-bye days」
- 中島美嘉「WILL」
- 一青 窈「ハナミズキ」
- 椎名林檎「ギブス」
- 浜崎あゆみ「SEASONS」
DJ和プロフィール
ソニー・ミュージック初のJ-POP DJプロ第1号。その場にいる人を笑顔に変える抜群のスキルと斬新な選曲。2008年「J-ポッパー伝説」のリリース以降、一貫してJ-POPにこだわり続け、今までにリリースしたCDの累計が150万枚を突破した邦楽DJ No.1。
国内はNHKホールで収録される 「シブヤノオト(ex:MUSIC JAPAN)」レギュラーDJをはじめ、 Rock In Japan Fes、ANIMAX MUSIX等々、海外ではアメリカ、イタリア、インドネシア、シンガポール、タイ、台湾、ベトナムでの大型フェスイベントに出演。
日本の音楽を世界に伝道するJ-POP DJの第1人者。代表作は、「J-ポッパー伝説」、「A GIRL↑↑」、「J-アニソン神曲祭り」「俺の応援歌」があり、2018年5月発売の関ジャニ∞のBEST ALBUM 「GR8TEST」をはじめ、数多くのアーティストのMIX CDも手掛けている。