King Gnuが7月13日に恵比寿LIQUIDROOM、7月16日に大阪Shangri-LaでワンマンLIVE「King Gnu One-Man Live 2018 “Flash!!!”」を行った。クリエイティヴ・チームPERIMETRONによる最新ミュージック・ビデオ「Flash!!!」が公開直後から30万再生を突破するなど、バズったタイミングでの要注目のステージ。前回に続きチケットは即SOLD OUT。会場は彼らの登場を待ちわびる超満員のオーディエンスでいっぱいとなった。
開場時に、フロアに鳴り響いていたSEは祭囃子と花火の音色。開演予定時刻から15分が経過、メンバーがステージに登場してバンド・アンセム「Vinyl」、「ロウラブ」から本編スタート。アッパーなキラーチューン「あなたは蜃気楼」では、高笑いするイントロダクションが鳴った瞬間に声援が飛び交うなど、楽曲を聴きこんでいるオーディエンスが多いことを匂わせた。そんななか、80年代にヒットした伝説的コミックのアニメ作品『BANANA FISH』エンディング・テーマに起用された「Player X」を披露。ギターと鍵盤を魔法のごとく自在に操る鬼才、常田大希(Guitar,Vocal)と、ピュアネスと混沌を併せ持つ井口理(Vocal,Keyboard)によるツイン・ボーカル掛け合いの高揚感。楽しそうにテクニカルなプレイを解き放つ新井和輝(Bass)と、漫画の世界から飛び出してきたような大味な魅力を感じさせる勢喜遊(Ds,サンプラー)による圧巻のロック・サウンド。井口による、傍若無人に振る舞うかのようなMCも、すでにファンの間ではお馴染みであり名人芸のように楽しめた。
テクニカルなプレイをロックにダイナミックに表現する、音楽性の高さが魅力なKing Gnu。当日は、懐かしくもシアトリカルな初期チューン「Heloin」を披露。ディズニーランドの幽霊アトラクション、“ホーンテッドマンション”のような怪しきメロディーに会場の空気は一変していく。中盤ではワンマンでのスペシャルらしく、ゲストにラッパーRyohu(KANDYTOWN)を迎えての「Jump around」、バンド・ヴァージョンからよりドープに深化した「McDonald Romance」にも驚かされた。さらに、新曲「Hitman」では、キャッチーなシンセ・リフが琴線に触れる歌モノ曲を聞かせ、「Teenager forever」では開放感あるギターポップ・サウンドが甘酸っぱい高揚感を解き放った。
アンコールでは、配信がスタートしたばかりの最新キラーチューン「FLASH!!!」を披露し、オーディエンスを熱狂の渦へと巻き込み、現時点での完全体を表現したロックスター然としたステージとなった。今夏、フジロックフェスティバル“RED MARQUEEステージ”への出演など、King Gnuによる快進撃は止まらない。
そして、7月16日の大阪公演では11月には赤坂BLITZ、梅田クラブクアトロ、名古屋クラブクアトロでKing Gnuの自主企画LIVEを開催することも発表された。詳細は後日オフィシャルサイトにて発表される。
※LIVE 写真(7/13 LIQUIDROOM):Ito Kosuke
Flash!!! MUSIC VIDEO 公開
King Gnu 「Flash!!!」配信中!! ダウンロード&ストリーミングはこちらから
https://kinggnu.lnk.to/flashAY
SET LIST
King Gnu One-Man Live 2018 “Flash!!!”
■2018.7.13 恵比寿LIQUIDROOM
- Vinyl
- ロウラヴ
- Catch!!!
- あなたは蜃気楼
- NIGHT POOL
- Prayer X
- Hitman
- Heloin
- PPL
- TIME (Acoustic)
- It’s a small world (Acoustic)
- Jump around-with Ryohu (special guest)-
- McDonald Romance-with Ryohu (special guest)-
- Tokyo Rendez-Vous
- 破裂
- Teenager forever
- サマーレイン・ダイバー
-Encore-
18.Flash!!!
■2018.7.16 梅田Shangri-La
M1. Vinyl
M2. ロウラヴ
M3. Catch!!!
M4. あなたは蜃気楼
M5. NIGHT POOL
M6. Prayer X
M7. Hitman
M8. Heloin
M9. PPL
M10. TIME (Acoustic)
M11. It’s a small world (Acoustic)
M12. 破裂
M13. McDonald Romance
M14. Tokyo Rendez-Vous
M15. Teenager forever
M16. サマーレイン・ダイバー
-Encore-
M17. Flash!!!
LIVE情報
King Gnu 自主企画LIVE 11月に東京・名古屋・大阪にて開催決定!!
■2018/11/7 (水) 名古屋・NAGOYA CLUB QUATRO
■2018/11/8 (木) 大阪・UMEDA CLUB QUATRO
■2018/11/20 (火) 東京・赤坂BLITZ
※詳細は後日発表
フェス出演情報
■2018/7/29 FUJI ROCK FESTIVAL 2018
■2018/8/5 ホットフィールド
■2018/8/11 RISIG SUN ROCK FESTIVAL 2018
■2018/9/23 or 24 りんご音楽祭
■2018/9/29 PIA MUSIC COMPLEX 2018
他
King Gnu Official Website
【King Gnuプロフィール】
東京藝術大学出身で独自の活動を展開するクリエイター常田大希が2015年にSrv.Vinciという名前で活動を開始。
その後、メンバーチェンジを経て、常田大希(Gt.Vo.)、勢喜遊(Drs.Sampler)、新井和輝(Ba.)、井口理(Vo.Key.)の4名体制へ。
SXSW2017、Japan NiteUS Tour 2017出演後、2017年4月、バンド名をKing Gnuに改名し新たなスタートをきった。
FUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL等に出演し急激に注目を集め Spotify バイラルチャートで早くもTOP5入りした「Tokyo Rendez-Vous」、King Gnu独自のポップセンスと色気が凝縮されたLIVEでのキラーチューン「Vinyl」を収録した待望の1st ALBUMはiTunes オルタナティブランキングで1位を記録!
7月に恵比寿LIQUIDROOMと梅田Shangri-Laで行われるワンマンライブも即日完売!
アートワークやMUSIC VIDEOは彼らのクルーともいえる、クリエイティブ集団“PERIMETRON”が手がけ、音像と共に唯一無二の世界観を築きあげている。