人気、実力共に絶頂期を迎えていた1973年7月27日~29日、最も影響力を持ち、最も革新的なロックを鳴らし、そして最も大きな成功を収めるロック・グループ、レッド・ツェッペリンは、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行ったライヴの模様をコンサート・フィルムとして収録していた。その伝説的なライヴ映像が、1976年に公開された『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』であり、そのサウンドトラックとしてリリースされた伝説的ライヴ・アルバムが、この『永遠の詩(狂熱のライヴ)(原題: The Song Remains The Same)』だ。
今回、この伝説的ライヴ・サウンドトラックが、ニュー・エディションとなって再び生まれる事が決定した。2018年3月に同じくニュー・エディションとなって生まれ変わった『伝説のライヴ ─HOW THE WEST WAS WON─』に続くこの『永遠の詩(狂熱のライヴ)』ニュー・エディション盤は、今までのカタログ作品のリイシュー同様、ジミー・ペイジによる最新リマスタリング音源を使用したものとなっており、2014年より続いてきたレッド・ツェッペリンのカタログ作品の壮大なデラックス・リイシュー・シリーズの締めくくりとなる作品だ。今年後半にはバンド結成50周年という記念すべきタイミングを迎える直前に、全ての作品がデラックス・リイシュー盤として出そろう形となる。
また、特筆すべきはこのニュー・エディション盤のリリース日だ。実は、今から50年前となる1968年の9月7日は、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジ、そしてロバート・プラントの4人が初めてそろってステージに立ち、当時はニュー・ヤードバーズ(The New Yardbirds)という名義で初めてコンサートを行なった、レッド・ツェッペリンという伝説的ロック・バンドにとって非常に重要な日なのだ。
9月7日に全世界同時発売となるこの『永遠の詩(狂熱のライヴ)』は、今回が初となる5.1chハイレゾ音源を収録したBlu-rayオーディオに加え、スーパー・デラックス・ボックス・セット、2枚組CD、4枚組LP、そしてダウンロード/ストリーミングのデジタル配信という、複数のフォーマットでの発売が予定されている。
スーパー・デラックス・ボックス・セットは、1976年に発表されたオリジナル盤のパッケージにもあった細かいエンボス加工を忠実に再現した、デラックス・リイシュー・シリーズの中でも非常に美しく、非常に精巧なパッケージとなっており、また、今回初めて、映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』とそのサウンドトラックが同じパッケージの中に封入されることとなる、特別なボックス・セットとなっている。また、4枚組LPでは、ジミー・ペイジ監修の元収録曲順が変更されており、29分にも及ぶ「幻惑されて」のライヴ・ヴァージョンが初めて今回アナログ盤の片面全てを使って収録されている。
CD – 最新リマスター音源を収録した2枚組CD
アナログ盤 – 最新リマスター音源を収録した4枚組重量盤180グラム・アナログ
Blu-Rayオーディオ – 96kHz/24ビット 5.1 (DTS-HDマスター・オーディオ・サラウンド)と、ステレオ・ミックス(PCMステレオとDTS-HDマスター・オーディオ・ステレオ)を収録。また、映画では使われなかった「祭典の日」「丘のむこうに」「ミスティ・マウンテン・ホップ」「オーシャン」のパフォーマンス映像を収録。
ストリーミング&デジタル・ダウンロード – 最新リマスター音源を使用
スーパー・デラックス・ボックス・セット
Ø 最新リマスター音源を収録した2枚組CDと4枚組重量盤180グラム・アナログ
Ø 映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』本編や、映画では使われなかった「祭典の日」「丘のむこうに」「ミスティ・マウンテン・ホップ」「オーシャン」の4曲のアウトテイク・パフォーマンスをボーナス映像として収録した2枚組DVD
Ø アルバム収録曲のDolby Digital 5.1サラウンドとPCMステレオ音源に加え、フォト・ギャラリーを収録したDVD
Ø アルバム収録曲の96kHz/24ビット ハイレゾ音源のダウンロード・カード
Ø 28ページにも及ぶ、バンド・フォトや映画からのライヴ写真、キャメロン・クロウによるエッセイなどを掲載したブックレット
Ø 現在入手困難となっている、1977年に日本で映画が公開された時に販売されていた、日本版映画パンフレットの復刻レプリカ・パンフレット
Ø オリジナル・アルバム・ジャケットのハイ・クオリティ・プリント (初回30,000セットにはナンバリング付)
なお、国内盤としては、スーパー・デラックス・ボックス・セット(輸入盤国内仕様)、2CD、4枚組アナログ(輸入盤国内仕様)の3形態でのリリースを予定(Blu-rayオーディオは輸入盤のみの取り扱い)、本作品の予約受付もスタートしている。
予約注文ページ: https://warnermusicjapan.lnk.to/TSRTSPu
1976年に公開された伝説的ライヴ映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』のサウンドトラックとして同年にリリースされた『永遠の詩(狂熱のライヴ)』は、1973年7月27日から29日に渡って行われた、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの熱狂のパフォーマンスを収録した作品だ。1976年にオリジナル盤としてリリースされた今作品は、2007年に当時未発表となっていた楽曲を追加収録してリイシューされている(今回のニュー・エディションは、この2007年リイシュー盤を元にリマスターされた作品だ)。当時最新アルバムとなっていた『聖なる館(原題: HOUSES OF THE HOLY)』に伴うツアーの模様を収録したこのライヴ・アルバム/サウンドトラックには、「ロックン・ロール」や「天国への階段」、「ノー・クォーター」や「モビー・ディック」、「幻惑されて」や「祭典の日」といったツェッペリンのクラシック曲ばかりがたっぷり収録されている。
レッド・ツェッペリン オフィシャルHP: http://www.ledzeppelin.com/
レッド・ツェッペリン オフィシャルFB: http://www.facebook.com/ledzeppelin
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レッド・ツェッペリン WMJサイト: https://wmg.jp/zeppelin/
■作品情報
レッド・ツェッペリン 『永遠の詩(狂熱のライヴ)』
2018年9月7日 世界同時発売
◆『永遠の詩(狂熱のライヴ)<2018リマスター>【スーパー・デラックス・ボックス・セット】』:
2CD+3DVD+4LP+Download Card / 輸入盤国内仕様 / WPZR-30800~30809 / \35,000 (ex. tax)
◆『永遠の詩(狂熱のライヴ)<2018リマスター>【2CD】』
2枚組CD: WPCR-18071~2 / \3,000 (ex. tax)
◆『永遠の詩(狂熱のライヴ)<2018リマスター>【4LP】』
4枚組重量盤180グラム・アナログ / 輸入盤国内仕様 / WPJR-10043~46 / \12,000 (ex. tax)
※Blu-Rayオーディオ盤は輸入盤のみの取扱いとなります。
【CD収録曲】
DISC ONE
- Rock And Roll /ロックン・ロール
- Celebration Day /祭典の日
- Black Dog /ブラック・ドッグ
- Over The Hills And Far Away /丘のむこうに
- Misty Mountain Hop /ミスティ・マウンテン・ホップ
- Since I’ve Been Loving You /貴方を愛しつづけて
- No Quarter /ノー・クォーター
- The Song Remains The Same /永遠の詩
- The Rain Song /レイン・ソング
- The Ocean /オーシャン
DISC TWO
- Dazed And Confused /幻惑されて
- Stairway To Heaven /天国への階段
- Moby Dick /モビー・ディック
- Heartbreaker /ハートブレイカー
- Whole Lotta Love /胸いっぱいの愛を
【LP 収録曲】
LP ONE
- Rock And Roll /ロックン・ロール
- Celebration Day /祭典の日
- Black Dog /ブラック・ドッグ
- Over The Hills And Far Away /丘のむこうに
- Misty Mountain Hop /ミスティ・マウンテン・ホップ
- Since I’ve Been Loving You /貴方を愛しつづけて
- The Ocean /オーシャン
LP TWO
- The Song Remains The Same /永遠の詩
- The Rain Song /レイン・ソング
- No Quarter /ノー・クォーター
LP THREE
- Dazed And Confused /幻惑されて
- Moby Dick /モビー・ディック
LP FOUR
- Stairway To Heaven /天国への階段
- Heartbreaker /ハートブレイカー
- Whole Lotta Love /胸いっぱいの愛を
【レッド・ツェッペリン プロフィール】
1968年にジミー・ペイジは、ロック史の中でも、もっとも影響力があり、革新的で、成功を収めたグループ、レッド・ツェッペリンを結成。
全世界で3億枚以上のアルバムを売り上げている。ザ・ヤードバーズの分裂後に、ジミー・ペイジが、ロバート・プラント、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズに声を掛けてツェッペリンが結成される。1969年には、バンド名と同じアルバム・タイトル『レッド・ツェッペリン』でデビュー。その後の12年間、音楽シーンの中で、もっとも影響力があり、もっとも革新的で、もっとも成功したロック・バンドに君臨した。
レッド・ツェッペリンは、その後も音楽ヒストリーの中で重要なポジションに位置し、賞賛され続けている。1995年には、「ロックの殿堂」入りを果たし、2005年には「グラミー賞:生涯業績賞」を受賞。その1年後には、ストックホルムで「ポーラー音楽賞」を受賞し、創設メンバーのジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジ、ロバート・プラントとジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムは、2007年ロンドン O2アリーナでアトランティック・レコードの創設者であり、彼らが親愛を寄せる、アーメット・アーティガンのトリビュート・コンサートのヘッド・ライナーを務めた。さらに彼らは、アメリカの文化の生涯にわたる貢献に対して「ケネディ・センター名誉賞」を2012年に受賞。
そして2014年1月、グラミー賞「ベスト・ロック・アルバム」賞をアーメット・アーティガンのトリビュート・ライブを収録したライヴ・アルバム『祭典の日』で受賞している。これが、レッド・ツェッペリンとして初のグラミー賞の受賞となった。そして、この2年間には、9枚のオリジナル・アルバムに未発表音源を追加して発売する、いまだかつてなかった再発売の規模のキャンペーンが行われた。全世界でトップ10に入る売上を記録し、音楽誌などで5星の賞賛を受けている。