伝説的シンガーソングライター早川義夫の1stソロアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」と、独自の世界観を放つシンガー三上寛の傑作「BANG!」の2タイトルが5月16日(水)に復刻発売される。
オリジナル仕様を完全復刻したこだわりのLPレコードと、カセットテープでの発売も話題となったURCアナログ復刻シリーズの第6弾で、シリーズ全12作品の完結でもある。
早川義夫、初のソロ。URCでの唯一のアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」はジャックス解散後の1969年に発表された。数多くのカバーを生んだ名曲「サルビアの花」を収録。徹底してシンプルな弾き語りが、イマジネーション深い音響で拡がる名盤である。初版当時だけの仕様だった、ステッカー手貼り仕上げによるジャケットでのレコード復刻は今回が初めてであり、正にアートワークという仕上がりになっている。
山下洋輔トリオをバックに迎え、怨歌とジャズ・ロック・フォークまで見事に融合した、三上寛の1974年の大傑作アルバムが「BANG!」。「逢えてよかった」「赤い馬」などの名曲や日本初?サンプリングの手法を用いためくるめくコラージュによるタイトル曲まで圧倒的な完成度を誇る。伝説の絵師、佐伯俊夫のイラストのイメージも強烈で、これまで入手困難だったLPレコードが、オリジナル仕様で復刻されているのも見逃せない。
今回発売されたURCアナログ復刻シリーズのLPレコード12作品は全て、米シアトルの人気復刻レーベルとして知られるライト・イン・ジ・アティックへ、ポニーキャニオンから輸出され、海外でも好調な売り上げを見せているという。
シティ・ポップとよばれる日本の音楽シーンへの注目、人気が増す最近の海外での流れを更に深め、加速してゆく大きな潮流のひとつとして目が離せない。
≪リリース情報≫
早川義夫「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」(完全限定生産)
LPレコード品番 PCJA.00077 / カセットテープ品番 PCTA.00292
三上寛「BANG!」(完全限定生産)
LPレコード品番 PCJA.00078 / カセットテープ品番 PCTA.00293
*2タイトル共通発売日:2018年5月16日
*シリーズ共通定価:LPレコード¥3,700(本体)+税
カセットテープ ¥2,000(本体)+税
*URCアナログ復刻シリーズ公式サイト
https://urclpct.ponycanyon.co.jp/
*Light in the Attic URCアナログ復刻シリーズ掲載webページ