バッファロー・ドーターの大野由美子をリーダーに、マイカ ルブテ、AZUMA HITOMI、新津由衣という宅録女子3人が加わって結成されたシンセサイザー・カルテット、Hello, Wendy!。ユニバーサル ミュージックから5月30日に発売される彼女たちのセカンド・アルバム『No.9』のジャケット写真と収録内容詳細、新アーティスト写真が公開となった。
アルバムには全10曲が収録され、5曲が書下ろしとなり、他5曲は、ベートーヴェンの「第九」、Mが1979年に大ヒットさせた「Pop Muzik」、坂本龍一『音楽図鑑』収録曲「Self Portrait」、ジェフ・ベックの「Star Cycle」、ビーチ・ボーイズがキャピトル契約以前に録音していた隠れた名曲「Lavender」のカバーが収録される。中でも「Star Cycle」には、デトロイト・テクノの重鎮ジェラルド・ミッチェルが参加しており、メンバーとのソロ対決が見ものとなっている。
■リリース情報
Hello, Wendy!
2nd album『No.9』
発売日:2018年5月30日
品番:UICZ-4424
価格:¥3,000(税抜)
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https://store.universal-music.co.jp/product/uicz4424/
収録内容
1. No.9
……ご存じベートーヴェンの第九をボコーダーで合唱!
2. Pop Muzik
……Mが1979年に大ヒットさせた曲をカバー。ASA-CHANGがドラムで参加
3. Revolution
……クラフトワークを彷彿させる大野由美子の書き下ろし曲
4. Violet’s Green Eyes
……2015年のUNITライブでも披露されたマイカ ルブテの書き下ろし曲
5. Moment of Eternity
……新津由衣が英語詞に初挑戦した書き下ろし曲
6. 新緑
……AZUMA HITOMIによる“和”な雰囲気を感じさせる書き下ろし曲
7. Katyusha
……大野由美子が書き下ろしたかわいらしいインスト・ナンバー
8. Self Portrait
……坂本龍一『音楽図鑑』収録曲のカバー。ASA-CHANGがドラムで参加
9. Star Cycle
……ジェフ・ベックとヤン・ハマーのバトルが有名な曲をシンセでカバー。ゲスト参加したデトロイト・テクノの重鎮ジェラルド・ミッチェルとメンバーのソロの応酬が聴きもの!
10. Lavender
……ビーチ・ボーイズがキャピトル契約前に録音していた隠れた名曲をアカペラで披露!
メンバー
大野由美子:MOOG Minimoog, ROLAND JD-Xi, ARP Odyssey
マイカ ルブテ:ROLAND JX-3P, MOOG Source
AZUMA HITOMI:ARP Odyssey, DSI Mopho, MOOG Opus3
新津由衣:YAMAHA Reface CS
・Hello, Wendy!プロフィール
2014年にファースト・アルバム『Hello, Wendy!』をリリース。オリジナル曲に加え、世界で初めてコンピューターが歌った曲として知られる「Daisy Bell」、ウェンディ・カルロスによるモーグ・シンセサイザーでの演奏が有名な「ブランデンブルク協奏曲第3番」(バッハ)、言わずとしれたクラフトワークの名曲「Computer Love」など、電子音楽の歴史をなぞるようなカバーも演奏。レコーディングではダビングや差し替えを一切行わない一発録りという方法が採られ、ハイレゾ配信のみでリリースされた。リリース以降、チボマットや立花ハジメとの対バンなど、散発的にライブを行っていたが、2018年5月30日、ファースト・アルバムの世界をさらに広げた待望のセカンド・アルバム『No.9』をユニバーサル ミュージックからリリース。
《大野由美子》
幼少よりピアノ、16歳の時にベースを始める。1993年に結成したBuffalo Daughterでは世界を舞台に活動し、2014年には7枚目のアルバム『Konjac-tion』をリリース。結成25年を迎える2018年は、過去アルバム6作品を全てLPで発売するほか、記念企画も予定。またヤン富田が主催するAudio Science Laboratory、Sunshine Love Steel Orchestraにも参加。2016年からはジェフ・ミルズ主催のSpiral Deluxe、コーネリアスのライブ・メンバーとしても活動中。
《マイカ ルブテ》
日仏ハーフのSSW/トラックメイカー。幼少期から10代を日本、パリ、香港で過ごし、14歳で作詞/作曲、自宅でのレコーディングを始める。2016年夏、アルバム『Le Zip』をリリース。翌年3月にリリースしたEP『SKYDIVER』がJ-WAVE「TOKIO HOT 100」に選出され、同年アンダーワールドがヘッドライナーを務めた音楽フェス「SUPER SUMMER SOUND 2017」、そして「SUMMER SONIC 2017」に出演。パリやアジア各国でライブを行うほか、ファッションブランドとのコラボレーションなど国内外で活動の幅を広げている。
《AZUMA HITOMI》
中学時代にLogicと出会いデスクトップ・レコーディングを開始。2011年TVアニメ「フラクタル」のテーマ『ハリネズミ』でメジャー・デビュー。2013年に1stアルバム『フォトン』、2014年にミニアルバム『CHIRALITY』を発表。同年、矢野顕子のアルバム『飛ばしていくよ』、続いて『Welcome to Jupiter』にてタイトルチューン含め5曲の編曲を担当。自身のスタジオ「じっけんじゅんびしつ」にて、現在フルアルバムを制作中。
《新津由衣》
幼少期ディズニーランドに魅了され夢の世界の虜になる。中学生の時にエレクトーンで作曲録音を始め2003年にSSWユニットRYTHEMとしてメジャーデビュー。2011年からNeat’s名義でソロプロジェクトを始動。2017年にはアーティスト名を本名である“新津由衣”に改名。現在は音楽プロデューサーCHRYSANTHEMUM BRIDGEとタッグを組んで、アナログシンセや世界の楽器サンプリングを多用に取り入れるなど実験的な1stアルバムを制作中で、2018年中にリリース予定。
■リンク
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