“ちょっとほろ苦くてクリーミー。朝から日々を楽しむための至福の13杯が、出来上がりました。”
New Album 2018.6.6 Release
2,778円+税(税込3,000円) TFCC-86640
GAKU-MC Rappuccino
1.その先へ行こう feat. KEI(きっとラット)
2.トラベラーズソング
3.You Only Live Once(YOLO)feat. ヨースケ@HOME
4.デイリーライフミュージック(rap & guitar only)
5.オー・オモテサンドウ
6.新東京口上
7.コトバアソビウタ
8.サヨナラナミダ
9.この世界には二種類の人間しかいない(rap & guitar only)
10.晴れ舞台ヒカリアレ
11.明日は明日の風が吹く
12.孤独な夜があるから
13.グッジョブ
GAKU-MCによる『Rappuccino』への想い
“自分探しの旅”
そんな言い回しがある。アイデンティティを確立するために、自分を変えるきっかけを見つけるために、そして自分自身の人生を見つめ直すために。行ったことなかった場所、見たことのない景色に触れ、自分がどんなモノに感動するのか、知る。何に驚き、喜び、戸惑うか。他の場所へ行くことで、比べることで、自分がどんな目線を持っているのか、気付く。自分の街では考えなかったようなこと、心の奥に眠る気持ちに焦点をあて、その時思ったことを言葉にして絞り出す。旅に出て、そんな経験をしたことある人いるでしょ?! もちろん僕もその一人。結果それで何も変わらなくてもその時つむいだ言葉達は間違いなく”自分”だ。
世界一周の旅に家族で出たのは2016年12月。それから丸二ヶ月かけて地球を一周した。それまで忙しくしてたから、子供達(当時8才と3才)とゆっくりする時間もあまりなかった僕。今回子供達の成長も共に過ごすことで日々体感できた。一人や音楽仲間との旅が中心だったけれど”誰と旅をするか”が変わるとその視線が大きく変わることを改めて教えられた。見る。比べる。知る。気付く。そんな非日常の中で、浮き彫りになった気持ち。自分の街に帰ればまた日々の日常がやってくる。楽しいことも、そうでないこともきっとそれまでと同じように。
旅の間、コーヒー豆をドリップするようにノートにゆっくりと言葉を書き続けた。ちょっとほろ苦くて、でもなんかクセになる。爽やかな朝の目覚めから生活を彩るような、たまにくる孤独な夜を締めるそれのような。
『毎日の生活を彩る言葉を書きたい』
それが僕の旅の回答だ。
Rappuccino。ちょっとほろ苦くて甘い13杯のラップミュージック。出来ました。是非ご堪能ください。
●2016年6月AL「ついてない1日の終わりに」から、約2年ぶりとなるTOY’S FACTORYからのオリジナルアルバムをリリース。
●ソロアルバム8作目となる本作は、近年のGAKU-MC作品をプロデュースしてきたマツトモゴー氏に加えて、映画監督の岩井俊二率いるバンド“ヘクとパスカル”のギターとしても活躍するヨースケ@HOME氏、そして宇宙まおやEveへの楽曲提供やサポートギターとしても活躍する沼能友樹氏をサウンドプロデューサーに迎え制作。さまざまなアイデアが詰め込まれたバラエティ豊かな13曲の楽曲が並ぶ意欲作「Rappuccino」が完成!アルバムタイトルの「Rappuccino」は、RAPとカプチーノの造語でラップチーノと読みます。GAKU-MCから抽出した言葉や音楽を毎朝/日々楽しんで欲しいという想いが込められてます。
●4/13開催のGAKU-MC主催 J-WAVEアカリトライブ@東京国際フォーラムで、New Album「Rappuccino」のリリースを発表!アルバムリリースに向けて、自身のライフワークとして開催しているこのアカリトライブと題したイベント、やアコチルなどの野外音楽イベントへの出演も多数予定。
●また6/6アルバムリリースの翌週からは、桜井和寿と組んでいるユニット“ウカスカジー”として全国ホールツアー「ウカスカジー TOUR 2018 日本のアンセム」(全8箇所)を開催。またウカスカジー「勝利の笑みを 君と」は、2014年の前大会に続き、2018年のワールドカップ ロシア大会に挑むサッカー日本代表を応援する““日本サッカー協会公認サッカー日本代表応援ソング/「夢を力に 2018」テーマソング”に決定。4年に一度のW杯イヤーとなる2018年は、ウカスカジーの活躍にも注目が集まる。
●7月以降も、GAKU-MC&ウカスカジーとして様々な夏フェス、野外音楽イベントへの出演が多数決定。10月からはGAKU-MCがキャンピングカーに乗って弾き語り&アコースティック編成で全国を巡るツアー「アナタのオファーでアナタの街へ GAKU-MC Live project 2018 ~トコロカマワズ~」の開催も予定しています。
GAKU-MC Live info
2018 年5 月19 日( 土)
【静岡】ACO CHiLL CAMP 2018
ウカスカジー TOUR 2018 日本のアンセム
2018 年6 月11 日( 月)
【兵庫】神戸国際会館 こくさいホール
2018 年6 月13 日( 水)
【福岡】福岡サンパレスホテル&ホール
2018 年6 月15 日( 金)
【広島】広島文化学園HBG ホール
2018 年6 月20 日( 水)
【愛知】名古屋国際会議場 センチュリーホール
2018 年6 月22 日( 金)
【宮城】仙台サンプラザホール
2018 年6 月24 日( 日)
【北海道】ニトリ文化ホール
2018 年6 月26 日( 火)
【大阪】オリックス劇場
2018 年6 月28 日( 木)
【東京】中野サンプラザ
SELF LINER NOTES of GAKU-MC
1. その先へ行こう feat. KEI ( きっとラット)
世界一周の旅から戻り、最初のツアーで僕らが選んだのはキャンピングカーによる日本一周の旅。新幹線や飛行機移動では味わえない沢山の気持ちを、それは僕らに与えてくれた。その気持ちがこそがまさにこの曲。歌で参加しているのはウカスカジー2017ツアーで共に日本を旅した新進気鋭の新人、きっとラットのボーカル KEI。彼のこれからの成功や、そして同時に手に取ってくれた人それぞれの『その先』。もちろん自分自信の未来への不安や期待。
様々な想いがあいまってこの曲は出来上がった。
2. トラベラーズソング
世界一周の旅から戻り、自宅で録音し完成させたライブ会場限定ミニアルバム「スケッチブック」。ギターとラップだけのシンプルな作品をバンドにてリテイク。旅人たちの背中を押す曲になるといいな。選びに選んだ少ない荷物が入ったバックパック。その中のミュージックプレイヤーに是非この曲を。見知らぬ土地で途方にくれたら聞くといい。きっと一歩踏み出せる。はず。
3. You Only Live Once (YOLO)feat. ヨースケ@HOME
人生は長いようで短い。いつかやろうと思っていること。そのいつかがちゃんとやってくること、実はあまりない。人生は一期一会だと、25 年の音楽生活(もうそんなになるのか、、、)で悟った。その一瞬で全てが決まる。悩んでる場合じゃないぜ。共作は僕の数少ない音楽友人(だと思ってる)の一人、ヨースケ@HOME。レコーディング中、年下のクセにズケズケと注文してくる彼のスタンスは友人じゃなかったら張り倒してるところ。でも本当に人生は一度きりだと思うから、悔いのないように行くんだ。楽しいレコーディングだった。もちろん悔いはない。
4. デイリーライフミュージック
つまりラップミュージックの基本は日常です。良いことがあって、そうじゃないことがあって、影があるから光があって。どうやってそれを乗り越えるか。日々を止まらず過ごしてゆくか。そして自分らしくフローするか。全ては“考え方次第”。だから僕はこんな歌を今日も歌う。手をかえ品をかえ、僕は僕を必要としてくれる人の前でこうラップし続ける。
5. オー・オモテサンドウ
キャンピングカーで周った日本ツアー。トラブルも色々ありました。台風直撃をくらいパーキングで足止め。そこから先へ進むことを諦めた僕たちは車の中で飲み始め、ギターとカフォンでセッションをした。たまたま歌った大好きなオー・シャンゼリゼの即興和訳大会があまりにも楽しかったので、改めてレコーディング。トラブルはやっぱり旅を彩る調味料。思い出深いカバー曲となりました。
6. 新東京口上
憧れのラッパーやミュージシャン。僕の中にも忘れられない先人達が沢山いる。それと同等に(場合によってはそれ以上?!)憧れる人。それが寅さん。旅を続けながらあちらこちらで恋をして、トラブルを起こしたって、なんか憎めない。まさにフーテン。いいよね。映画を見たことある人はきっとそのスタンスもそうだけれど、彼の話術に恋をしてるんだ。寅さんシリーズを見てたらこんなラップ(?)にたどり着いた。難しく考えずに聴いていただけたら幸いです。
7. コトバアソビウタ
歌を歌う目的はなんだろう。結局のところ“目の前の人を笑わせること” だと僕は思う。君のつまらなそうな顔、似合わないし勿体無い。かっこいいと言われたい気持ちがないとは言わないが(こっそり言うがそんな気持ちももちろんあるし、下心もちょっとある)、ダジャレだってなんだっていいから、とにかくハッピーでいて欲しい。そのために早口言葉やダジャレを織り交ぜて、この口車で君をどうにか笑わせるんだ。
8. サヨナラナミダ
子供の成長の早さにはいつも驚かされる。出来なかったことがいつの間にか出来るようになっていたり、急に大人みたいな喋り方をしてみたり。笑って泣いて飛び跳ねて。スヤスヤと眠る子供達の寝顔を見ながらこの歌を書いた。親バカですいません。子供を育ててるつもりで、でも自分が育てられてる。育児ラップというより育自ラップと言えるかもしれません。ありがとう。
9. この世界には二種類の人間しかいない
本当は白黒なんかつける必要ないのだけれど、” 二種類” だけ、そう限定すると世の中スッキリ見えてくる。君はどっちだろう?!ちなみに、『あまりラップが得意ではない』なんて言う人に限ってちゃんとしたそれを聞いたことがないだけだ、と僕は本気で思ってる。そんな人に一言。『まずはガクエムシーを聞きなさい』と。
10. 晴れ舞台ヒカリアレ
正面切って誰かの背中を押せるような曲を!そんな気持ちでペンを握った。それまでの努力がちゃんと報われるように。実力がきちっと出せて、評価されるように。緊張でうまく準備したことが出来ない。焦りが心拍数をあげる。でもそれを力に出来るようになれれば、きっと景色は変わる。大舞台に立つ全ての人へ。そして評価されずふてくされてた過去の自分へ向けて。フレーフレー!
11. 明日は明日の風が吹く
ケセラセラ(スペイン語)、ケンチャナヨ(韓国語)、無問題(中国語)、ナンクルナイサ(沖縄弁)、ハクナマタタ(スワヒリ語)。世界を旅して色々な言葉を耳にした。これらの言葉は全て It’ s gonna be alright。つまり“なんとかなるさ”。そう、どんなことがあったって死にさえしなければ結果なんとかなるんだ。それを世界の言葉が証明している。風に身を委ね、自分らしく進もう。
12. 孤独な夜があるから
良い日があるのは、そうじゃない日があるから。晴れが気持ち良いのは雨に降られてテンションが下がった記憶があるから。冬のいいところは春の待ち遠しさに気づくことが出来るから。絶望の中にある光が世界を明るく照らす。うまくいかない時、その時の過ごし方。それこそが成功の鍵だと僕は信じてる。
13. グッジョブ
朝起きてから夜眠るまで。流れの早いこの平成の世の中で、自分の信じた道を寡黙に進んでいる人がいる。誰かに認められることだけが全てではない。
スポットライトが当たらなくたって、ヒーローやヒロインは確実にいるんだ。自分で自分を褒める。悔いなく1 日を全力で過ごすことが出来たら、そうやって褒めればいいよ。よくやった自分。グッジョブ!眠る前にぜひこの曲を!そして十分休んでまた明日!