8月23日にZEPP TOKYOで開催されたBiSHのフリーライブ「TOKYO BiSH SHiNE3」にて、覆面の衣装で登場し、フォロワーが1万人を超えなければ顔出しNGという条件と共に始動した、WACKとエイベックスの共同プロジェクトとして誕生したグループ「EMPiRE」が、11月23日(祝木)に六本木morphにてファンクラブ会員限定のお披露目ライヴを開催した。
パフォーマンス、歌声を未公開とし、ベールを被り続けてきた彼女たち。その状態にも関わらず入会金3万円、150人限定としたファンクラブ「EMPiRE CORE」は、受付開始から瞬く間に完枠。さらにその150名の中から追加年会費のオークションを実施し、入札額が高い順から5名を「ROYAL EMPiRE」として1年間任命し、EMPiREからの最高のおもてなしが受けられるアップグレードプランも話題となった。
そんな異例だらけのファンクラブ会員へ向けた、おもてなしの始まりは、ROYAL EMPiREとメンバーのリムジンデート。ROYAL EMPiRE5名とメンバー5名、それぞれ腕を組みながらリムジンへ乗り込み、会場近辺を一周。車内では誰にも邪魔されずメンバーたちとのコミュニケーションを取ったり、ゲームをして遊んだりと大はしゃぎだった様子。細かな内容は、会員とメンバーのみしか分からず、想像だけが膨らむばかりである。
そしていよいよファンクラブ全員が待つステージへ。
1曲目に披露された曲は「EMPiRE is COMiNG」。この曲は以前EMPiRE初音源としてマネージャー:渡辺淳之介による歌唱ver.がFREE DOWNLOADで公開されており、本物ver.の公開が待望され話題となっていた曲なだけあり、待望の初公開となった。
曲が終わると、ステージ上には渡辺淳之介が登場。メンバーと共にグループの紹介、WACKアーティスト恒例となった”EMPiRE3か条”を発表。ファンの総称を「エージェント」とすること、今後のライヴ時のルール(写真撮影OK動画撮影録音NG、リフト、ダイブ、サーフ等の危険行為はNG)が宣言された。初めは声が震えているようにも聞こえたメンバーも、徐々に緊張がほぐれ、お披露目前のSNSでは見ることのできなかった笑顔や表情が溢れる姿がとても印象的だった。
続いて2曲目はメンバー、MAYU EMPiRE作詞の「TOKYO MOONLiGHT」を披露。可愛らしい歌詞とは真逆に、激しい振り付けやでファンを釘付けにした。
その後はメンバー1人1人によるMCを挟み、渡辺淳之介による「WACKとavexで全力で売っていきます!」という宣言の後、ラストには「これから進化していくEMPiRE」をテーマに、BiSHのアイナ・ジ・エンドが振り付けを担当した感動的な未発表曲「アカルイミライ」を披露し記念すべき初お披露目のステージは幕を閉じた。
華々しく、且つ堂々と大きな一歩を踏み出したEMPiRE、彼女たちの活動に今後も目が離せない。