2015年に約20年振りのライブ、そして2017年7月25日より28年振りのツアーを開始したREBECCAのライブDVD『REBECCA LIVE ’85-’86 -Maybe Tomorrow & Secret Gig Complete Edition-』がオリコンの8/7付DVDランキング(集計期間:7/24〜7/30)で総合5位に初登場した。
REBECCAの映像商品でのTOP10入りは、1991年9月発売のVHS『BEST OF DREAMS THEVIDEO Two』が1991/9/23付のビデオランキングで6位、LDランキングで9位を獲得して以来25年11ヵ月振りで、DVD作品としては今作が初のTOP5入りとなった。音楽部門においても初のTOP3入りの2位を獲得!32年前のライブの作品としては正に異例のランキングといえ、改めてREBECCAというバンドの底力を見せられた結果であるといえる。
同作は、1985年の「REBECCA WOLRD CONCERT TOUR 〜Maybe Tomorrow」の中の12月25日に東京・渋谷公会堂で行われたライブの全18曲と1986年11月1日に早稲田大学で行われたSecret Gig「REBECCA SPECIAL LOVE LETTER」の全編を収録した2枚組DVD。両ライブ映像とも一部が商品化されていたが、商品化当時からファンの中でも「全編が観たい」との声が常にあったライブで特に渋谷公会堂のライブは、4thシングル「フレンズ」が大ヒットし、その後に発売した4thアルバム「REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜」がミリオンセールを記録していく中で行われ、当時REBECCAがモンスターバンドへと成長していく過程のシンボリックなタイミングでのライブであり、NOKKO(Vo)の躍動するボーカル、ダンス、その存在感が圧倒的である。1986年の早稲田大学でのシークレットギグの映像は、当日悪天候でのハプニングもあった中、6曲を収録、特にアンコールで演奏された「プライベイト・ヒロイン」でのバンドの演奏、観客との一体感は、今なお観る者を引きこむ力を放っているといえる。
今作では、2つのライブとも全ての映像素材を、同ライブ収録ディレクターを務めた板屋宏幸氏が担当し全編を再編集、ライブ音源は、マルチテープを世界的エンジニアでマドンナや宇多田ヒカル「First Love」、最近では松任谷由美のアルバム「宇宙図書館」のミックスを担当し、2度のグラミー賞も獲得したGOH HOTODA氏がリミックスを敢行している。また、渋谷公会堂公演が収録されたディスクには、リニアPCM音源の他、ドルビーデジタル5.1chサラウンド音声も収録されているのでより臨場感を感じ取ることができる仕様となっている。
この後、9月1日(金)の日本武道館公演まで「REBECCA LIVE TOUR 2017」は続きツアーでは新曲も披露、入手困難で幸運にもチケットを手に入れたファンにとっては、懐かしいだけじゃないREBECCAに逢えることも必至。
尚、最終日の日本武道館公演では日本全国でのライブビューイングも決定している。
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