6月16日にリリースしたサード・アルバム『スピッティング・イメージ』をひっさげ、フジロックフェスティバルにRED MARQUEE日曜日のヘッドライナーとして出演し、熱いライヴを繰り広げ、最後の夜を盛り上げたザ・ストライプス。
その熱も冷めやらぬ翌日の7月31日、タワーレコード 渋谷店 B1F「CUTUP STUDIO」でアコースティック・ライヴを披露するイベントが開催された。
『スピッティング・イメージ』からシングルとなっている「ビハインド・クローズド・ドアーズ」、「グレイト・エクスぺクテイションズ」他4曲と、デビューEPに収録されている大人気の曲「ブルー・カラー・ジェーン」の5曲を演奏。通常のステージとは違い、ドラムのエヴァン・ウォルシュがキーボードを弾くセットだったため、最初から最後まで息をつく間を与えないような前日のハイテンションなライヴとは趣を変えた、曲をじっくり聴くことができる演奏だった。ベースのピート・オハンロンがハーモニカを担当する「ブルー・カラー・ジェーン」は、レコードやライヴとも違う響きを出し、いい音楽を聴いている実感があった。
彼らはアコースティック・ライヴはほとんど行わない、とQ&Aで聞かれて答えていたので、大変貴重な機会となった。
ザ・ストライプスはこの後いくつかのUK/ヨーロッパのフェスに出演し、10月には今年2回目の全英ツアー、そして11月には5都市を廻る来日公演で帰って来る。
<関連リンク>
■ユニバーサルミュージック―ザ・ストライプス