カーネーションが9月13日に17枚目のオリジナルアルバム『Suburban Baroque』(読み:サバーバン・バロック)を発売することが分かった。
緻密に練られた楽曲や演奏力抜群のアンサンブル、直枝政広の人生の哀楽を鋭く綴った歌詞や圧倒的で個性的な歌唱、さらにはレコードジャンキーとしての博覧強記ぶりで、音楽シーンに大きな存在感を示し続けるバンド=カーネーション。結成34年という長い活動期間を経ながらも、若きリスナーから円熟のマニアまでをも魅了する彼らだが、旺盛な創作意欲は留まるところを知らず、昨年に引き続き本年度も CROWN STONESからニューアルバムを発表する。
本作には2009年に脱退したドラムの矢部浩志が脱退後初めてレコーディングに参加。他に岡本啓佑(黒猫チェルシー/Drums)、張替智広(キンモクセイ/Drums)、佐藤優介(カメラ=万年筆/Keyboard)、藤井学(The Miceteeth/Keyboard)、松江潤(Guitar)等の豪華ゲストミュージシャンを迎えて現在レコーディング中とのこと。『Suburban Baroque』=「郊外のバロック」という意味合いのタイトルだが、どんな内容になるのか非常に楽しみだ。
なお、アルバム発売後の2017年秋には全国主要都市でのリリースツアーが決定しているとのこと。