斉藤和義が、永山絢斗と大森南朋がW主演を務めるテレビ東京の連続ドラマ『土曜ドラマ24「居酒屋ふじ」』の主題歌を書き下ろしたことが明らかとなった。7月8日(土)より放送スタートする。
タイトルは『I’m a Dreamer』。既に発表している、主演の大森南朋がボーカルをつとめるバンド「月に吠える。」が歌う、しっとりとしたバラードが耳に心地良いエンディングテーマ「夜の雲」とは対照的に、アップテンポで爽快な音楽、そしてシンプルでストレートなメッセージ性のある歌詞が、俳優という夢を追い続ける西尾(永山絢斗)の姿とリンク。ドラマの舞台となった実在の店「ふじ」を知る斉藤和義が、このドラマのために主題歌を書き下ろした。この発表に際し、斉藤和義と主演の大森南朋のコメントも公開された。
【斉藤和義コメント】
主人公の西尾のくすぶってる頃の心境っていうのは、自分が23〜24歳のデビュー前の頃のどこにも決まらずウズウズしている感じとすごい似ていると思ったんです。当時、俺も吉祥寺の居酒屋によく行っていたから。そこのおばちゃんはすごい飲んだくれで、ダメ人間で。だからこそ、行くとホッとできたというか。シチュエーションは違うけど心境はすごいシンクロするところがあったから、その頃を思い出しながらメロディも歌詞も結構スムーズに出来ました。あと、「居酒屋ふじ」の雰囲気とか、豪快なオヤジさんも栃木県出身だし親近感もわきました。
【主演:大森南朋コメント】
出来上がった曲を聞かせていただきましたが、和義さん節というか…どんな感じでくるのか、全くイメージしていませんでした。こうきたか、と。すごく好きです、今回の曲も。早くこの音楽がかかった本編を見てみたいです。和義さんと「ふじ」には一緒に行ったことはないのですが、不思議な縁がありまして。何度かお仕事をご一緒させていただきましたが、また、ご一緒できて嬉しいです。何より一方的にファンだったので、ただただ嬉しいです。