2⼈組アーティスト・ゆずが6日、都内ホテルで行われた大相撲・横綱稀勢の里の「横綱昇進披露宴」にサプライズ登壇。アコースティックギターの弾き語り生演奏で「栄光の架橋」を披露した。
今回のサプライズは、稀勢の里が以前よりゆずが好きで「栄光の架橋」を愛聴しており、カラオケなどでもよく歌っていることから、田子の浦親方がゆずサイドに出演をオファー。その依頼を快諾したゆずは、約30万人を動員する大規模ドームツアーの合間をぬって会場を訪れた。
披露宴の終盤にゆずが壇上に上がると、稀勢の里を含め、事前にゆずの登壇を知らされていなかった約1500人の関係者は大興奮。北川悠仁が「稀勢の里関、横綱昇進、本当におめでとうございます」と祝辞を贈ると、会場から温かな拍手が響いた。
またこの日の司会進⾏は、NHKの刈屋富士雄アナウンサーが担当。刈屋アナといえば、2004年のアテネオリンピックの男子実況で、五輪NHKテーマソングだった「栄光の架橋」の曲名にかけて「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」という名実況が有名。偶然の“コラボ”に、刈屋アナも「稀勢の里横綱への道のりは、まさにこの曲に込められています」と熱のこもった紹介で、ステージを盛り上げた。
歌唱後、ゆずから花束を贈呈された稀勢の里は、照れ笑いを浮かべながらも「本当に、ここまで応援してくれた⽅々のおかげ」と感謝。完全なるサプライズに感化され、さらなる躍進を意気込んだ。
SENHA&Co