クラシックの世界的レーベルDecca Records Groupが新たに創設したポスト・クラシック・レーベルMercury KXよりメジャー・デビューする“仮面のピアニスト”ランバート(Lambert)。5月12日に発売されるアルバム『Sweet Apocalypse』に収録される楽曲「In the Dust of Our Days」が4月28日に配信スタートした。
そして、日本では坂本龍一のヨーロッパ・ツアーのオープニング・アクトをつとめ、また坂本龍一が発起人を務めた東日本大震災の被災地支援プロジェクトkizunaworld.orgのための楽曲「Old Skin」を書き下ろしたことでも知られるアイスランド人コンポーザーのオーラヴル・アルナルズの楽曲「Take My Leave of You (feat. Arnor Dan)」のランバートによるREWORK音源も本日(4月28日)配信リリースとなった。この楽曲のオリジナルはイギリスで驚異的視聴率を記録したTVドラマ「ブロードチャーチ〜殺意の町〜」の主題歌で、今回ランバートがアレンジしなおしてものがリリースされている。
またYouTubeで「Sweet Apocalypse」のMVが公開され、仮面をつけながら演奏する彼の姿が映されており、あわせてアルバムのアートワークを担当したドイツアーティストのMOKIのサイトにてアルバムで使用したイラストが掲載さている。映像、イラストともにランバートの世界観が表現されたものになっている。
フランスの音楽メディア「jack」では「ネオ・クラシカル界のダフト・パンク」と紹介され、5月12日のアルバム発売まで話題が続いていきそうだ。