1991年に鮮烈デビューを果たした英ダンスポップ・トリオ、セイント・エティエンヌ。昨年末には彼らのデビュー・アルバム『フォックスベース・アルファ』の発売から25年が経ったことを記念して、そのエレポップの歴史的な名盤をリリースしたことが記憶に新しい。
そんな彼らが、2012年発表の前作『Words and Music』以来、5年ぶりとなる新作『ホーム・カウンティーズ』を6月にリリースすることがわかった。ヤング・ガン・シルバー・フォックスのショーン・リーによってプロデュースされた今作は、サポートとしてケロ・ケロ・ボニトのオーガスタス、カーウィン・エリス(コロラマ、エドウィン・コリンズ)、ロビン・ベネット(ザ・ドリーミング・スパイアーズ)、リチャード・X(ガールズ・オン・トップ / ブラック・メロディ)、さらには長年のコラボレーター、ジェラード・ジョンソン (デニム、イエス)らが名を連ねている。レコーディングは6週間に渡りロンドンの中心部にて行なわれた。早速収録曲から「Heather」が試聴可能になっている。
今作は、全19曲入りと2枚組並みのボリュームであるほか、LP、CD、デジタル、カセットの全4フォーマットすべてに異なったジャケット写真が施されている。ちなみにそれらは各メンバーの家の写真をそれぞれ用いたものだというから、ファンなら全種類入手したいところだ。
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