衝撃のデビュー以降、長きにわたり日本のミュージックシーンを牽引してきた大澤誉志幸が今年デビュー35周年を迎えた。自身のリリース・ライヴ活動はもとより、他アーティストへの楽曲提供やプロデュースなど、その功績はあらためて評価されるべきアーティストである。アニバーサリーイヤーを飾る作品として、ソニー・ミュージックダイレクトより1980年代発表の映像作品と初商品化含む特典映像をまとめた5枚組DVD BOXが発売されることになった。
ステージング、パフォーマンス、映像制作において常に先駆的であった大澤の4本の映像作品は、いずれもクオリティが極めて高く、時代の経過を全く感じさせないほど鮮烈。加えて、1988年からスタートしたエピックレーベル制作のTV番組「eZ」と、2003年に行われたレーベル25周年記念ライヴ「LIVE EPIC 25」の映像を収録した特典映像も見応え充分、記念盤にふさわしい価値あるプロダクツとなっている。アニバーサリーイヤーを絶好の機会として、2月にテイチクより発売されたソングブックCDと併せ、ぜひ彼の才能の触れてみよう。
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■大澤誉志幸 スペシャルサイト