ジャズ界初のレコードは今から100年前の2月にニューヨークで録音された。ニュー・オリンズ出身の白人バンド、オリジナル・ディキシーランド・ジャス・バンドが(後に「ジャス=JASS」→「ジャズ=JAZZ」に改名)の録音を皮切りに、数多の名曲・名演が私たちを楽しませてきた。そんなジャズ100年を記念して、ジャズ100年サイトをオープン。誰でも聴くことができるジャズ100年のヒット曲を網羅したプレイリストやジャズの名盤の数々を紹介、最新ニュースも随時アップ、そしてジャズの100年の歴史を紐解き、ジャズ初心者の方にも楽しめるサイトとなっている。
同サイトでは、毎月ジャズ・ジャイアンツの一人に焦点を当て紹介。記念すべき最初に紹介するジャズ・ジャイアントは、今年の2月に生誕90年を迎えたスタン・ゲッツ。アデルが主要5部門受賞して話題となった第59回グラミー賞だが、スタン・ゲッツは1964年の第7回グラミー賞でアルバム『ゲッツ・ジルベルト』が“最優秀アルバム”を、そしてシングル・カットされた〈イパネマの娘〉が”レコード・オブ・ジ・イヤー“を受賞、主要2部門獲得した初めてのアーティスト。その頃ジャズは、ポピュラー・ミュージックそのものだった。その他の詳細については、ジャズ100年サイトをチェックしてみよう。