昨年オーストリアの「アルスエレクトロニカフェスティバル」にて出展された『Scalar Fields – 脇田玲+小室哲哉』がいよいよ日本でも展示されることが決定した。
本作は慶應義塾大学脇田玲教授が制作した”靴のソールが作り出す圧力場のヴィジュアライゼーション”という8Kの映像作品に、小室哲哉が制作した楽曲を5.1chサウンドで組み合わせた、映像音響インスタレーションとなっている。
オーストリアのみで発表された今作『Scalar Fields』がいよいよ2月11日から六本木ヒルズ森ビル東京シティビューでも”体感”出来るということもあり、ファンのみならずテクノロジーアート界隈からの注目も集める作品となりそうだ。
実は3月に発売となる小室哲哉ソロアルバム「JOBS#1」には『Sound of Scalar Fields additional piano mix』という形で、このアート作品用の楽曲が新たなピアノアレンジを加え収録されている。”ヴィジュアライゼーション”作品と違い、小室が音楽のみで表現する”アート”作品、20分を超す壮大なサウンドもアルバムで是非注目してほしい。
さらに、初回生産限定盤のDVDには脇田玲教授と本アルバムだけのために披露された最新インスタレーションパフォーマンス映像も収録されている。『Scalar Fields』とはまた違った脇田教授の映像作品とともに小室が即興で奏でるパフォーマンスは、TM NETWORKやglobeでは見せない小室の新たなキーボードパフォーマンスの側面が30分を超す内容で収録されている。