第89回アカデミー賞のノミネート作品が発表され、大本命の呼び声高い話題のミュージカル・エンターテイメント映画『ラ・ラ・ランド』が本年度最多となる13部門14ノミネートされた。これは1997年の『タイタニック』と並ぶ歴代最多ノミネート数。同作は第74回ゴールデン・グローブ賞で歴代最多の7部門受賞という歴史的快挙を達成したことが記憶に新しいが、今回のアカデミー賞のノミネート発表でさらに注目が集まっている。
サウンドトラックには圧巻のオープニング・シーンを飾るテーマ曲から、ゴールデン・グローブ賞で主題歌賞も受賞し、アカデミー賞でも主題歌賞にノミネートされた「シティ・オブ・スターズ」、主演2人のデュエット曲、本編にも出演しているジョン・レジェンドによる書き下ろし曲まで盛りだくさんの内容となっている。既にアメリカを含む31の国と地域でiTunes アルバム・ランキング1位を獲得しているなど、その音楽性の高さから世界中から評価が高い作品となっている。国内盤CDは2月17日(金)発売。
また、今月26日には主演のライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督が来日しジャパン・プレミアが開催されるほか、27日にはNHK『あさイチ』に生出演することが決定するなど、ここ日本でも公開に向けて大きな期待が寄せられている。